殺人の法則？…カン容疑者、犯行後初めての通話相手は常に恋人

京畿道（キョンギド）西南部地域で０６年以降、女性７人を次々と殺害した疑いで逮捕されたカン・ホスン容疑者（３８）の余罪を捜査している京畿地方警察庁・担当チームは、カン容疑者が殺人を行った直後、携帯電話で最初に通話した相手は常に恋人だったという一定のパターンがあることに注目、余罪の取り調べに活用している。

警察は５日「カン容疑者が、昨年１１月９日に水原（スウォン）で主婦キム某さん（４８）さんを殺害した６回目の事件と１２月１９日に軍浦（クンポ）で女子大生Ａさん（２１）を殺害した７回目の事件の直後に、それぞれ１２時間以上も携帯電話を使っていない事実を確認した」とした後「カン容疑者が警察の追跡を避けるため、犯行現場の周辺では携帯の利用を控えていたとみられる」と説明した。

警察はまた「カン容疑者が両事件以降、しばらく携帯を使わなかった後、初めて電話をかけた相手が同一の人物であることが確認された」とし「カン容疑者はこの人物を自身の恋人だと話している」と伝えた。

警察はこれによって、カン容疑者のこの１年間にわたる携帯電話の通話内容５５００件のうち、似たような類型を見せた日のカン容疑者の動きを集中的に追跡し、追加犯行の有無を取り調べている。