韓国映画、外国映画に押される

昨年、韓国映画観客総動員数が急激に減り、外国映画観客動員数を下回った。マルチプレックス劇場チェーンのＣＪ−ＣＧＶが７日に発表した「２００８年映画産業決算」によると、韓国映画観客動員数は約６３４０万人で外国映画観客動員数は約８５７０万人だった。韓国映画を見た観客は２００７年に比べ、２０．７％も減少した一方、外国映画を観覧しに訪れた観客は１０．６％増加した。韓国映画シェア率も４２．５％で、前年比よりも８．３％落ち込んでいる。

２００万人以上の観客を動員した韓国映画は１位『良い奴、悪い奴、変な奴』（６８５万人）、２位『追撃者』（５１３万人）、５位『カン・チョルジュン：公共の敵１−１』（４４３万人）のほか、わずか８本にすぎなかった。最近ヒットしている映画『スピード・スキャンダル』は４３１万人が観覧し、６位を記録した。また２００６年では１６本、２００７年は１０本だった。

興業成績が２０位内に入った外国映画は３位『マンマ・ミーア』（４６０万人）、４位『カンフー・パンダ』（４５９万人）、７位『ハムナプトラ３ 呪われた皇帝の秘宝』（４１９万人）をはじめ、計１１本だった。