［芸能］キム・ヒョンジュン、ドラマ「花より男子」に強い覚悟

【ソウル２３日聯合】ＫＢＳドラマ「花より男子」で役者に初挑戦するグループＳＳ５０１のキム・ヒョンジュンが、芝居への愛着と自信を示した。このドラマは日本の同名人気漫画が原作で、来年１月５日からの放送を控え、２２日にソウル市内のホテルで制作発表会が開かれた。

キム・ヒョンジュンは、イケメングループ「Ｆ４」を代表する端正な容姿の持ち主で元大統領の孫でもあるユン・ジフを演じる。５歳で両親を失い自閉症になったこともあるなど内気な性格だが、ヒロインがピンチに陥るたびに現れて助けるという白馬の王子様的なキャラクターだ。歌手である彼がドラマに主演することに偏見も多いとしながらも、「一生懸命やれば偏見に打ち勝てると思う」と覚悟を明かした。芝居のけいこにも打ち込んでおり、撮影前には１００回くらい台本を読み、できるだけ自然な感情を表現する考えだ。不自然だと思えば監督がやり直すよう配慮してくれるため、演じる上で問題はないとした。

　原作漫画全巻を２冊ずつ買って家のあちこちに置き、どこでも寝ながら見られるようにしてあり、トイレでもよく読んでいるのだという。原作の花沢類役を韓国バージョンにふさわしく、ソフトながら強く表現したいと語った。また、プレッシャーの一方で「演じてみると芝居に対する欲がわきおこる。来年はセカンドアルバム活動と同時に役者も続けられるよう、『花より男子』に打ち込む」と意気込みを示した。

　ＭＢＣドラマ「エデンの東」でソン・ソンホンの少年時代を演じ好評だったキム・ボムは、Ｆ４最高のプレイボーイ、ソ・イジョン役を担う。原作の人気と放送前からの高い関心に心配する様子をうかがわせつつも、「誰がキャスティングされるか気になっていたが、出演することになりうれしい」「がっかりさせないよう一生懸命にやる」と述べた。

　Ｆ４リーダーで韓国有数財閥の後継者ク・ジュンピョ役のイ・ミンホ、新興不動産財閥の後継者ソン・ウビン役を演じるＴ−Ｍａｘのラッパー、キム・ジュンも、それぞれ期待の中でプレッシャーを責任感にかえてドラマに臨む覚悟だ。