朴泰桓、２年連続の国体ＭＶＰに

‘マリンボーイ’朴泰桓（パク・テファン、１９、檀国大）が国体の最優秀選手（ＭＶＰ）に選ばれた。

第８９回全国体典（全羅南道麗水）閉幕日の１６日、取材記者による投票で朴泰桓は１２票のうち７票を獲得、陸上の走り幅跳びで韓国新をマークしたキム・ドクヒョン（光州市庁）を抑え、２年連続のＭＶＰとなった。

自由形１００メートルで韓国新をはじめ、自由形５０メートル、リレー４００・８００メートル、混合リレー４００メートルなど、出場した全種目で金メダルを獲得し、３年連続で５冠王になった点が高く評価された。

前日「自分がＭＶＰに選ばれれば泥棒のようなものだ」と話していた朴泰桓は、喜びよりも申し訳ない気持ちを表した。

朴泰桓は「正直言って国体に向けて十分な準備ができなかった。 ウェイトトレーニングに集中したのは１週間だけ。 選手として準備不足にもかかわらず大きな賞を受けるのは他の選手に申し訳ない。自分よりも幼いチェ・ヘラ選手も韓国記録（バタフライ１００・２００メートルで）を２つも更新したし、他の種目でも良い成績を出した選手は多い。水泳で好記録がたくさん出たので、水泳を代表して受けたと考えている」と話した。