白南準アートセンター、竜仁に１０月９日オープン

【水原２６日聯合】２００６年１月に死去した世界的なビデオアーティスト、ナムジュン・パイク（白南準）さんの作品を展示・研究するために京畿道が建設した「白南準アートセンター」が、１０月９日にオープンする。同アートセンターが２６日に明らかにしたところによると、オープンを記念し来年１月まで、「ＮＯＷ　ＪＵＭＰ」というテーマでパイクさんの作品の展示とパフォーマンスなどで構成した「白南準フェスティバル」を開催する。
　アートセンターは２００１年にパイクさんと京畿道が了解覚書を結び建設を決めた世界初の白南準の名を冠した美術館で、自らが「白南準が末永く住む家」と名付けた。今年４月３０日に竜仁市器興区に完工した建物は地上３階、地下２階建てで延べ床面積は５６０５平方メートル、常設展示室と企画展示室、資料室、創作スペース、教育室、収蔵庫、研究室、便宜施設などを備える。４０年余りにわたる創作活動で残した「三元素」「ＴＶフィッシュ」「ＴＶ時計」「ロボット４５６」など作品６７点と個人所有物やビデオアーカイブなど２０００点余りがテーマ別に展示されることになる。

　オープンに先立ち今月２７日と来月１０日にはワークショップが計画されている。