朝鮮戦争から５８年、ソウルはじめ各地で記念行事

【ソウル２５日聯合】朝鮮戦争第５８周年中央記念行事が２５日午前、ソウル・奨忠体育館で執り行われた。大韓民国在郷軍人会が主管、国家報勲処の主催で、韓昇洙（ハン・スンス）首相、金揚（キム・ヤン）報勲処長ら政府・政界関係者、国内外の参戦者ら５０００人余りが出席した。

記念式は、国民儀礼、朴世直（パク・セジク）在郷軍人会長の式辞、韓首相のあいさつ、国際韓国戦参戦郷軍連盟会長の決議文朗読、「６．２５の歌」合唱、万歳三唱の順で進行された。在郷軍人会から招かれた、米国やコロンビア、ギリシャ、タイの朝鮮戦争参戦者１００人と、参戦者で現在は海外に住む韓国出身者３６人も出席した。式の後、出席者は会場から東大門までの１．４キロメートルを行進し東大門広場に集まり、「６．２５想起平和統一祈願」集会を開いた。

記念式に先立ち、郷軍人会の会長団と顧問団、海外から訪れた参戦者ら約４００人はソウル・国立顕忠院を参拝し、「護国鐘」をついて英霊の冥福を祈った。

また中央記念行事とは別に、在郷軍人会の１３市・道会、２２２の市・軍・区会もそれぞれ５８周年行事や安保講演会、写真展示会などの行事を行っている。