世界の石炭消費量、５年間で12％減…韓国は増加

過去５年間で経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）主要国家の石炭消費量が減る中、韓国の消費はかえって増えていることが調査で分かった。

２０日、グローバルエネルギー企業ＢＰが、最近発表した世界エネルギー報告書によると、昨年ＯＥＣＤ加盟国の石炭消費量は９億７９２０万トンで１９８２年以降３３年ぶりに初めて１０億トンを下回った。２０１０年に比べると１２．２％減少している。

半面、韓国の石炭消費量は２０１０年７５９０万トンから昨年８４５０万トンと５年間で１１．２％増加した。先進国ではドイツが１．６％、日本が３．２％増えたが相対的に増加幅は小さかった。

この期間、米国の消費量は２４．５％と大きく減ったほか、カナダは２１．６％減った。欧州ではフィンランドが４４．８％減少したのをはじめ、英国（－２４．３％）、フランス（－２４．２％）、チェコ（－１５．２％）、スウェーデン（－１５．１％）なども減少幅が大きかった。また、ポーランドは９．６％、イタリアは８．９％減少した。