北朝鮮問題めぐる韓米日の首席会合　あす東京で開催

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮核問題をめぐる６カ国協議の韓国と米国、日本の首席代表が来月１日、東京で会合を開く。

　来月２日で採択から３カ月となる国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議の履行状況を点検し、北朝鮮の動向を話し合う。

　北朝鮮は今月上旬に３６年ぶりの朝鮮労働党大会を開いて以降、韓国に繰り返し軍事会談の開催を提案し、対話を要求した。だが３１日午前、東部の元山地域から中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられるミサイル１発を発射し、再び「挑発モード」に転じる動きを見せている。発射は失敗したとみられている。

　韓米日３カ国の代表による会合は、先月２０日にソウルで開催されて以来となる。韓国から外交部の金ホン均（キム・ホンギュン）朝鮮半島平和交渉本部長、米国から国務省のソン・キム北朝鮮担当特別代表、日本から外務省の石兼公博アジア大洋州局長が出席する。金本部長は１日、韓米、韓日の首席代表会合も行う。

　ソン・キム氏は駐フィリピン大使に内定しているが、会合に出席することで北朝鮮問題をめぐる３カ国の協力体制に変わりがないことをアピールする狙いがありそうだ。