韓国旅行「コネスト」 韓国、認知症高齢者を世話する家庭用ロボット開発。韓国の経済ニュース
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韓国、認知症高齢者を世話する家庭用ロボット開発

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17日、ソウル三成洞(サムソンドン)の江南(カンナム)認知症支援センター内の講義室。

椅子に座っている高齢者5人の前に立っていた140センチほどの子供の背丈しかないロボットが話しかけた。

「私が歌う歌についてきてください」

そしてロボットが歌い始めた。胴体と腕を揺らすリズムも披露した。高齢者たちが笑い出して一緒に歌を歌うようにさせたのは、認知症予防ロボット「シルボット(SILBOT)」だ。5年前に韓国科学技術研究院(KIST)・サムスンソウル病院・梨花(イファ)女子大学などが共同開発したシルボットは、認知症支援センター・病院など国内外の機関10カ所で活用されている。

遠からず認知症患者の家でもシルボットを見かけられるようになる。梨花女子大脳融合科学研究院のキム・ゴンハ教授研究チームは「認知症の治療を助ける家庭用ロボット『ミニシルボット(仮称)』の開発に入った」と23日明らかにした。このプロジェクトは産業通商資源部の「ロボット産業融合核心技術開発事業」に選ばれた。4年間で計59億ウォン(約5億4300万円)の研究費を支援される。開発には梨花女子大を中心に成均館(ソンギュングァン)大学・ポステック(浦項工科大学)・オークランド大学(ニュージーランド)など3大学とKISTが設立したベンチャー企業ロボットケアなどが参加する。

これまでのシルボットの3分の1の大きさを予定しているミニシルボットは、認知症患者の日常生活を助けて感情交流ができるように設計される。胴体にあるカメラとセンサー、患者が着用するスマートバンドなどで患者の表情・動作・脈拍数などを感知して患者の状態を把握する機能を備えることになる。患者の感情が不安定だと判断されれば情緒安定に良い音楽をかけたり瞑想を促したりするなどの解決策を探す。患者の症状が急速に悪化すれば、すぐに保護者や119に知らせる。すべての記録はビッグデータで保存される。

2020年に開発を終えて1年後から商用化段階に入るのが研究チームの目標だ。ミニシルボット1台あたりの価格は200万ウォン以下としている。研究チームはミニシルボットの試作品が完成すれば認知症患者を対象に臨床試験を行う計画だ。キム・ゴンハ教授は「臨床試験はミニシルボットを使った認知症患者の脳の磁気共鳴画像装置(MRI))を1四半期別に分析してロボットの効用性を確認する」と説明した。
COPYRIGHTⓒ 中央日報日本語版  2016年05月24日 13:09
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