韓国旅行「コネスト」 北が見える烏頭山に失郷民1万5000人のふるさとの壁画。韓国の政治ニュース
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北が見える烏頭山に失郷民1万5000人のふるさとの壁画

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北の故郷を描いた失郷民〔韓国戦争(朝鮮戦争)のときに大韓民国に避難してそのまま北朝鮮に帰れなくなった人々)の作品約1万5000点の芸術造形物が京畿道坡州市(キョンギド・パジュシ)の烏頭山(オドゥサン)統一展望台に展示される。

統一部傘下の統一教育院(院長イ・グムスン)は18日、「離散家族の対面と統一を願う象徴物を通じて韓国社会の統一への共感を広める考え」としながら「北朝鮮を故郷とする国内外の失郷民と離散家族・脱北者などが共にする国民参加型プロジェクトとして推進していく」と明らかにした。

「夢に描いた北」という名前が付けられた今回の行事は、失郷民が縦横7.6センチ(3インチ)のキャンパスに、残してきたふるさとの姿を描いた絵画で構成される。統一教育院側は、まず約1万5000点の絵画を集めて高さ3メートル長さ12メートルの壁にモザイク状に配置し、統一展望台に永久展示する計画だ。

メイン作家として参加するカン・イクチュンさん(56)はニューヨーク国連本部とパリ国連教育科学文化機関(ユネスコ)本部などにこのような作品を展示したインスタレーション作家だ。カンさんは「『描けばかなう』という気持ちで統一と希望を作品に表現していきたい」と話した。

統一教育院と中央日報が主管してKEBハナ銀行が後援する今回のプロジェクトは、7月末までに絵を集めて作品を完成し、光復(解放)71周年の8月15日に一般公開される予定だ。
COPYRIGHTⓒ 中央日報日本語版  2016年05月19日 08:25
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