タクシー料金カード決済、機器故障なら無料…ソウル

ソウル市内でタクシーを利用しクレジットカードで料金を支払う際、決済端末機が故障した場合は乗客は料金を支払わなくてもよくなる。

ソウル市は21日、こうした内容を骨子としたタクシー料金カード決済活性化案を策定、６月から施行すると明らかにした。

それによると、クレジットカード決済端末の故障でタクシー輸送従事者が料金を徴収できない場合、決済システム責任機関のＫＳＣＣが乗客に代わりタクシー会社や個人タクシー事業者に料金を支払う「タクシー料金代払制」を施行する計画だ。

タクシー輸送従事者が故意にクレジットカード決済を拒否した場合は、法人タクシー会社には60万ウォン、個人タクシー事業者には30万ウォンの課徴金を科す。拒否行為が３回以上摘発された場合は、決済端末機を回収する。また、乗車拒否や不当な料金徴収、３回以上の交通法規違反などの前歴があるタクシー輸送従事者、違法な名義貸与営業のタクシー、サービス評価下位10％の業者などに対しては、クレジットカード決済端末機を搭載できないよう資格条件も強化する予定だ。