ピ、公演中止でファンに謝罪「悔しいし、申し訳ない」

歌手ピが、米ロサンゼルス公演が中止になったことに対し、ファンに公式謝罪の意を伝えた。

ピは６月３０日午後８時（現地時間）、米国ＬＡステイプルズセンターで予定された公演が１時間半前に中止となり、ファンに会って「来てくれたことに対して本当に感謝している」とし「今日の公演が最高の公演になるとお伝えしていたのに、会場の問題で不本意ながら皆さんとの約束を守ることができなかった。大変申し訳なく思っている」と頭を下げた。

ピは「ワールドツアーをこんな終わり方で終えて非常に胸が痛い」とし「アジアツアーから米国まで来るのにひとことで言えない練習時間と努力と信頼があった。皆さんが喜ぶ姿を想像して来たのに…」とし、本人も切ない心情を表した。ピは「アジアツアーを盛況裏に終わるよう手伝ってくれたアジアファンに感謝し、また米国内のファン皆さんには本当に申し訳ないと思いながら、できるだけ早く、必ずまた良い方々と良いコンサートができるようにしたい」と述べた。ピは予想できない事態に誰より残念そうに舞台裏でひとり涙を流していたと伝わった。

一方、ピは失望感を残しながら７月１日、ドイツに向かった。ウォシャウスキー兄弟の新作『スピードレーサー』にキャスティングされたピは当分、映画の撮影に力を入れる予定だ。