大阪で韓国優秀商品展　対日輸出活性化を期待

【ソウル聯合ニュース】ファッションや医療など消費財と部品素材を中心とした「２０１５韓国優秀商品展」が２５日、日本のＩＮＴＥＸ大阪展示会場で始まった。２７日まで。

主管の大韓貿易投資振興公社（ＫＯＴＲＡ）によると、韓国企業１０４社が参加し、日本の約１０００社のバイヤーと商談する。製品を体験できるブースも設けられた。

　民放の関西テレビは商品展終了後の２８日をはじめ計３回、韓国製品のテレビショッピングを放送する予定という。

　日立造船の調達本部の幹部は「海外調達の際、品質競争力がある韓国企業を優先的に検討する計画だ。特に環境プラント部品と船舶エンジン用部品に高い関心を持っている」と話した。

　１９９０年代から韓国製品を輸入してきた商社の専務は「韓国の商品は価格競争力と品質競争力を兼ね備えている点が魅力だ」と評価する。

　韓国と日本の経済交流は１９６５年の国交正常化後の５０年間で３９０倍に拡大した。ただ、ここ数年は減少傾向にある。韓国の今年の対日輸出は１０月までで２１５億ドル（約２兆６３００億円）と前年同期比２１．２％急減した。日本は韓国にとって３番目の輸出相手国・地域だったが、今年は５位に後退している。