韓国旅行「コネスト」 今では韓国が第二の故郷、佐藤行衛さんインタビュー-2。韓国の社会・文化ニュース
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今では韓国が第二の故郷、佐藤行衛さんインタビュー-2

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そして、佐藤さんは本場の韓国で演奏したいと思うようになった。

有名なDJ金光漢さん(キム・グァンハン)との縁から小規模なステージに出演できるように取り計らってもらったのはいいものの、演奏の当日に当局から「事前の許可を得ていない外国人のコンサートはだめだ」との通報が入った。

「それで記念写真だけ撮って終わりにしようと思ったら、リハーサルを見たライブハウスのオーナーが“君たちいいね”と言ってそのまま演奏することになりました」

その後、ソウルにしばしば演奏旅行に訪れ、99年には韓国で「コプチャンジョンゴル」の名でデビューアルバムも出した。インディーズバンドのメッカだった弘大前の一帯を主な活躍の舞台とし「ファン・シンエバンド」「オオブプロジェクト」などインディーズミュージック界の人々とともに、人気を集めていった。これまで集めてきた韓国音楽のアルバムが1万枚に達し、『俺は韓国の歌が好きだ』という本まで出した。韓国ロック界の大御所、申重鉉さんとキム・チャンワンさんに会うなど願いもかなった。

そして2000年からはアバンギャルド音楽の虜になり、2003年に「プルガサリ」(ヒトデ)という実験音楽バンドを結成した。このバンドはギターを噛みちぎり、スプーンでギターを弾く「なんでもありの自由な音楽」を体現するバンドだ。

「バンド名を“不思議(プルガサウィ)”にしたかったんですが僕の発音があまりよくないので「プルガサリ」(ヒトデ)になりました」

日本のミュージシャンを呼んでライブも行った。11日、麻浦(マポ)の合井(ハプチョン)駅近くにある「ヨギガギャラリー」で行うステージもその中のひとつだ。これまで何年もの間、毎月最終日曜日に一般の人々を相手にした定期公演も行ってきた。

こんな佐藤さんにとって2008年は意味の深い一年だ。「佐藤行衛」という自分の名前をつけた初めてソロアルバムを6月に発売するからだ。アルバムには彼が作詞、作曲した韓国語のフォーク・ロック音楽を中心にレコーディングする。

「99年“コプチャンチョンゴル”のデビューアルバムには日本人の名前を入れることができなかった。そのときと比べると本当に何もかも変わりました。今回のアルバムの中にある『故郷』という歌がいちばん好きです。2006年、日本にいたときに韓国が恋しくて、そのとき「自分にとって故郷とは何か」を考えながら作った曲です」

今では韓国人女性と結婚し幸せに暮らしているという。

「今年は僕が力強く再出発をする年です。第2の故郷の韓国でさらにがんばります。‘コプチャンチョンゴル’‘プルガサリ’みんながんばるぞ」
COPYRIGHTⓒ 中央日報日本語版  2008年04月10日 13:02
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