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セルフポートレートを好む若い世代…「デジタル名刺」も作成

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キム・ユンジさん(30、写真)は現場のスチール写真を専門とする写真作家だ。主に広告向けの映画・ドラマの撮影現場を撮る。しかし、キムさんが最も多く撮る対象は、映画とドラマの現場ではない。彼女自身だ。

お金を儲けたりカメラマンになるための写真というより、いわゆるセルフポートレート(自分撮り)を多く撮る。キムさんは自身が写真作家に成長する過程を、写真日記の形で、ソーシャル・ネットワーキング・サービス「サイワールド」のミニホームページに掲載している。

忙しい日程にもかかわらず間違いなく1日1、2時間をそのために使う。自身を写す時間まで合わせれば、どれだけ多くの時間を投資しているのか分からないほどだ。こうした点は、既成世代が2535世代(新しい文化消費層に浮上している25歳から35歳の消費者たち)について最も理解しにくい部分だ。なぜお金にもならない面倒なことに、それほど執着するのか。かつては隠そうとした日記帳を、なぜ最近は他人に公開したくなるのだろうか。

◇自己露出は他人のためだけではなく自己満足の方法=現代の精神相談学の基礎を作ったアルフレート・アドラー(1870~1937)は、自己露出(SELF−disclosure)を関係形成へ向かう第一歩だと考えた。相談者が自分のことを見せるとき、はじめて患者が心を開くという主張だった。今日、これは相談者と患者間の関係に限らない。

今日の心理学では、自己露出こそすべての関係の導入段階と定義付けられる。どんな出会いも自身を紹介することから始まるからだ。同様に、セルフポートレートとミニホームページに象徴される2535世代の自己露出は、彼らの熱望を象徴する。大きく見てみると、以前の世代が名刺を渡して人脈を作ろうとしたのと異ならない。

しかし、アドラーの理論や人脈作りの戦略だけでは説明できない部分もある。セルフポートレートやミニホームページを通じた自己露出は、自己満足という側面がさらに強いからだ。ミニホームページにセルフポートレートの写真を掲載する理由は、必ずしも他人に見せるためではない。むしろ、時々のぞいて見ながら自ら得る満足の方が大きい。

キム・ユンジさんの本音を尋ねてみた。「ミニホームページのセルフポートレートを見ていると、日々成長する自分自身が見えてくる。その姿を発見したときの喜びは、数万件のアクセスや数千件にのぼる励ましの書き込みよりもさらに大きいもの」。この点こそ、若い女性のセルフポートレートとミニホームページをのぞいて見る、ほかの世代が最も理解しにくい部分であろう。

<セルフポートレートの上手な撮り方>

1.顔の左側と右側のうちどちらがさらにきれいかを先に把握する。

2.選択した側の顔から、45度の角度から撮る。あごは15度ほど下に向け、目を大きく開く。

3.口元をやや上げ、上唇を少し開けるといい。

4.照明を正面よりは若干ななめに見つめる。
COPYRIGHTⓒ 中央日報日本語版  2008年04月09日 13:27
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