IMF「韓国・中国・ドイツの経常収支黒字が過度…ウォンは依然として低評価」

国際通貨基金（ＩＭＦ）は韓国と中国、ドイツに対して過度な経常収支黒字を記録していると指摘した。

２８日、ブルームバーグ通信によると、ＩＭＦは主要２８カ国の対外収支および為替レートを分析した報告書で、過度な経常収支黒字が世界経済の成長を制約する不均衡を招いているとし、中国とドイツ、韓国はこれを是正するために国内需要を強化する必要があると促した。

報告書は、グローバル金融危機以前に比べると国家間の経常収支不均衡は解消されたが、ここ数年間は大きな進展がなかったとし、不均衡を改善しないのはグローバル成長の機会をなくすことだと主張した。

また、経常収支黒字が大きな国として中国とドイツ、韓国を挙げ、ウォン相場に関連しては依然として５～１３％の低評価を受けていると指摘した。