韓国新首相に内定した黄教安氏「国の基本正す」

韓国の新たな首相に内定した黄教安（ファン・ギョアン）法務部長官（５８）は２１日、法務部で会見を行い、「経済安定や庶民生活の安定に向けた非正常の正常化など、国の基本を正すことに最善を尽くす」と抱負を語った。
　
　黄氏は「至らない点が多々ある私がいつになく厳しい時期に首相候補に指名されたことに対し、重い責任を感じる」と述べた。

　また、国民の和合と社会統合を実現し、社会的弱者を思いやることが重要な国家の課題であるとの認識の下、国民の意思を政策に反映していく考えを示した。

　黄氏は国会の人事聴聞会を経て、来月中旬に予定されている朴槿恵（パク・クネ）大統領の訪米前に就任する見通し。