韓国で下半期から無人自動車試験走行に向け規制緩和

韓国で無人自動車道が下半期から試験運用されるとのニュースが話題に上っている。

８日に行われた規制改革閣僚会議で、無人自動車産業を積極支援するために無人自動車道路を下半期から試験運用できるよう規制改革案が出された。

国土交通部のメン・ソンギュ交通物流室長は無人自動車道路の試験運用と関連し、「自律走行関連自動車基準、保険商品開発、リコールと検査制度など商用化に必要な制度を適時に整備したい」と明らかにした。

無人自動車道路の試験運用を通じ無人自動車が実際に高速道路を走れるようソウル料金所から新葛（シンガル）を経て戸法（ホボブ）分岐点まで４２キロメートル区間を下半期に段階的に開放する予定で、２０２０年からは全国の道路で運行できるよう拡大する予定だ。

一方、無人自動車の試験走行が話題となり内外で無人自動車開発競争が行われているという事実が明らかになった。

最近米国では安全要件を満たし試験走行許可を受けた無人自動車が大陸横断に成功している。

だが、韓国は現在一般道路での無人自動車試験走行はできない。

運行要件自体がないだけでなく自律操向装置など核心部品は現行法上装着が禁止されているためだ。

韓国政府は今回の規制改革会議で無人自動車関連規制を緩和することにした。