韓国旅行「コネスト」 新世界も…ビジネスホテル業界に参入=韓国。韓国の経済ニュース
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新世界も…ビジネスホテル業界に参入=韓国

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ホテル新羅・ホテルロッテが角逐戦を行っているビジネスホテル市場に、新世界が参入した。新世界朝鮮ホテルはソウル東子洞(トンジャドン)のツインシティタワー19~30階に入居し、342の客室をもつビジネスホテル「フォアポインツ・バイ・シェラトン・ソウル南山(Four Points by Sheraton Seoul、Namsan)」(以下、フォアポインツ)を29日公開した。ビジネスホテル分野において新世界朝鮮ホテルは後発ランナーだ。トップとの間隔を狭めて追い越すためには何か新たな戦略を使うほかはない。それで出てきたのが、まさに「5つ星のような4つ星級ホテル」。4つ星ビジネスホテルだが施設だけは一流ホテルを追求するということだ。

内部のインテリアだけで152億ウォン(約17億円)をかけたのもこうした理由からだ。大体、ホテル業界でビジネスホテルを出すのにかかるインテリア費用(100億ウォン未満)の1.5倍以上だ。その代わりに「選択と集中」という原則を適用して一部のサービスには「オールイン」し、必要のないサービスは大胆にはずした。基本形の客室スーペリアルーム(24~27平方メートル)には浴槽がない。置かれている備品も石けんとローションだけだ。シャンプーやボディーローションは壁についているポンプ式のものを利用しなければならない。その代わりにシャワー室が3.44平方メートル(デラックスは7.87平方メートル)でほかのビジネスホテルに比べて広い。ベッドはフォアポインツが属するスターウッドグループで直接開発した「フォア・コンフォートベッド」を使う。客室別に無料インターネットも6端末まで接続可能で夫妻2人が各自のノートブック・携帯電話・タブレットPCなどを利用しても無理がない。

新世界グループの関係者は「一流ホテルはもちろんビジネスホテルもほとんど飽和状態の現実で差別化が必要だった」と説明した。

今年オープンするビジネスホテルは計10カ所だ。ホテル新羅系列の新羅ステイが4カ所、ホテルロッテのロッテシティホテルとL7が3カ所と全体の70%を占める。さらに蔚山(ウルサン)では新羅とロッテがすぐそばの建物にビジネスホテルを展開する。時期も6月末~7月初めと同じだ。新世界としては費用をもう少しかけても差別化戦略を使うほかはなかったという話だ。

するとかかった費用以上の収益を出すことができるだろうか。こうした理由のために新世界は個人旅行客よりも出張にきたビジネスマンをターゲットにした。

フォアポインツのイ・コンウマーケティングチーム長は「低コスト団体旅行客では勝算がない。無条件に安いホテルよりは必要な高級サービスだけを受けようとするビジネスマンをつかまえなければならない」と話した。

内部では「ビジネスマン70%、旅行客30%」という戦略を立てた。このために場所と公共交通に気を遣った。ホテルの出入り口を出ればすぐにバス停留所があるのはもちろん、地下2階の出口はすぐにソウル駅12-1番出口とつなげた。仁川(インチョン)国際空港で入国手続をした後、1時間以内にホテルに到着できるよう動線をつくったのだ。

またフォアポインツはホテルの後ろにある南山を積極的に活用した「南山ライフスタイル」をセールスポイントにしている。親羅ステイ西大門(ソデムン)の「ソウルシティツアー」パッケージ(ソウルシティツアーバスと連携した市内観光)、イビスアンバサダー仁寺洞(インサドン)の「4大宮ツアー」パッケージと差別化した点だ。フォアポインツはオープンを迎える来月1~10日に「ピクニック・アット南山」パッケージを利用する顧客にはホテルで作った2人用サンドイッチ弁当を提供する。

国内に初めて進出したフォアポインツは、グローバルホテル企業スターウッドのビジネスホテルブランドだ。「若い個人旅行者」をターゲットにしている。他人の顔色をうかがわず必要なサービスだけを求め歩く「高級チェリーピッカー(バーゲンハンター)」たちのためのブランドだ。世界30カ国に200カ所のホテルがあり、米国には118カ所、中国に24カ所ある。

◆「襄陽(ヤンヤン)に新規ホテル検討」=新世界朝鮮ホテルは今後、全国の交通拠点を中心にビジネスホテルをオープンさせる計画だ。新世界戦略室などグループのコントロールタワーが入居している会賢洞(フェヒョンドン)メサビルそばの工事現場には2017年中に2カ所目のビジネスホテルが入る。

新世界グループはまた3号、4号のビジネスホテル候補地も物色している。グループ内では江原道(カンウォンド)襄陽~束草(ソクチョ)~平昌(ピョンチャン)地域が集中的に議論されている。新世界グループのある関係者は「襄陽国際空港ノービザ入国で襄陽・束草地域に中国人観光客のビジネスホテル需要が多いという」としながら「今後、襄陽~束草~平昌ラインで新規候補地を物色する」と話した。
COPYRIGHTⓒ 中央日報日本語版  2015年04月30日 16:47
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