市庁・ソウル駅・新道林など…通勤時間帯の混雑駅

首都圏の地下鉄駅のうち、ソウル市庁駅と新道林（シンドリム）駅などが通勤時間帯に最も混雑する駅であることが分かった。

これら駅は、地下鉄のサービス等級調査で最下位となった。国土海洋部が２５日に発表した「ソウル・首都圏の混雑駅現況」によると、ソウル市庁駅（第１、２号線）、ソウル駅（第１、４号線）、教大駅（キョデ、第２号線）、新道林駅（第２号線）などが最下位のＦ等級となった。

東大門運動場駅（トンデムン、第２、４号線）と鍾路３街駅（チョンロサムガ、第３号線）も同じ。地下鉄のサービス等級はＡ～Ｆに分けられ、ＥとＦはサービスのレベルが大きく落ちる場合。Ｆ等級は、地下鉄利用者が歩くというより周りの人々に押されて動かされているほどの混雑度を示す。

第３号線の教大駅、第１号線の鍾路３街駅、第２号線の江南（カンナム）駅など７の駅は、歩行者が正常に歩きがたいぐらいのＥ等級に判定された。また、午前８～９時の間に舍堂（サダン）から方背（パンベ）方面の地下鉄第２号線を利用する場合、車内の混雑度が２２１％にのぼり、ソウルの地下鉄の中で最も混雑した。混雑度２００％は、車内でそばの人と肩がぶつかるほどの状況であり、２５０％は地下鉄に乗りこむのもむずかしいほどの状態。