リュ・シウォン、日本ツアー全席売り切れ…３年連続

韓流スターリュ・シウォン（３５、写真）が、３年連続日本ライブツアー全席売り切れという大記録を立てた。

リュ・シウォンは１３日から１１日間、神戸、名古屋、埼玉を回る「リュ・シウォン２００７Ｌｉｖｅ−ＷｉｔｈＹｏｕ」ツアー（全７回公演）を行い、再び“リュ・シウォン熱風”を巻き起こす。

リュ・シウォンの韓流業績は俳優より歌手としての方が上回っている。日本で３枚のシングルと４枚のアルバムを出した彼は、韓国男性歌手としては初めてオリコンデイリーシングルチャート１位を獲得した。日本の公演文化の象徴である日本武道館で２年連続公演をしたのに続き、２３、２４日にはＫ−１の舞台でもよく知られているさいたまスーパーアリーナで単独公演を行った。

２３日の公演は大盛況だった。リュ・シウォンを象徴するオレンジ色の夜光ペンライトが巨大な波を作り、女性ファンたちが１階から５階まで客席を埋めた。リュ・シウォンは日本ツアーで６万４０００人の観客を動員した。

韓国で俳優として広く知られている彼が、日本の活動に力を入れる理由は何か。彼は「大きな夢を持ちたかった。外国にリュ・シウォンという名を知らせる機会を逃すのが嫌だった」と答えた。特に「長い目で見たとき、選択と集中が重要で、今後もアルバム活動を日本でのみ行う」と話した。

リュ・シウォンは日本ファンから「アジアのプリンス」というニックネームをもらった。しかし、このごろ心配事がある。「韓流はバブル」という主張と、日本のマスコミが最近目立って「反韓流」の傾向を見せているからだ。これに対して彼は「韓流スターたちのイベント性の日本訪問が“反韓流”に影響を及ぼすようだ。残念だが韓流の火が消えないように努力していく」と言った。また「韓流の力を大きくするためには外国の文化に合うように活動しなければならないと思うのだが、これまで韓流スターたちは韓国のスタイルに固執してきた傾向がある」と指摘した。例えば日本で活動するならばドラマよりバラエティー番組への出演が重要だという。

彼の目標は「日本のどこに行っても韓国のようにリュ・シウォンを知ってもらえたらいい」というもの。

「日本で俳優として活動する計画も立てています。木村拓也やＳＭＡＰが１０年以上認められて息が長く続いているように、多方面で認められるエンターテイナーになりたいです。アルバムもＢｏＡのようにたくさんリリースしたい。日本進出５年目になる２００９年には必ずそうなっていたいと思っています」

東京＝イ・ヒョンＪＥＳ記者