仁川空港発着便　濃霧で遅延相次ぐ＝韓国

【ソウル聯合ニュース】１１日午前、黄海上に濃い霧が発生し、ソウル近郊の仁川国際空港を発着する空の便で遅延などが相次いでいる。

　仁川国際空港公社などによると、同日午前７時５分に到着予定だったマレーシア・コタキナバル発の韓国・イースター航空便は濃霧のため着陸できず、ソウルの金浦国際空港に乗客を降ろした。

　また、仁川空港に着陸予定だった国際便７便もほかの空港に向かうなど、同日正午までに２９便で発着に遅れが出ている。

　一方、同日午前９時４５分ごろ、濃い霧の影響で、仁川空港近くの永宗大橋で乗用車や空港リムジンバスなど約１００台が絡む玉突き事故が発生した。このため現在、永宗大橋の上部道路の通行が規制され、空港付近がひどく渋滞している。

　空港公社は事故を受け、できるだけ空港鉄道を利用し、普段より早めに空港へ向かうよう呼びかけている。