＜フィギュア世界選手権＞キム・ヨナ「新コスチュームで気分一新」

キム・ヨナが新しい服、新しいスケートコスチュームで世界選手権大会に出場する。背が伸びたとか体重が増えたためではない。

衣装は完璧な演技のための必須アイテムのひとつ。キム・ヨナは「以前着ていた衣装が音楽と合わず気になっていた」とし「しかし変える時間もなくて先送りしてきたが、先月、韓国で行われた四大陸選手権を前に衣装を気に入ったものに変えた」と話した。しかし負傷で四大陸大会に出場できなかったため、今回の世界選手権で初めてお披露目することになったという説明だ。これまでキム・ヨナは国内のあちこちから紹介を受け衣装合わせをした。満足なデザインはなかなかなかった。今季に合わせた衣装は７着。リンクに着て出なかった服もかなりある。１着で１５０万～２００万ウォン（約１４万９千～１９万８千円）であることを考慮すると費用もかなりかかっている。

キム・ヨナが気にしていることを察知したブライアン・オーサーコーチが、カナダの有名舞台衣装デザイナーを紹介して服をあつらえた。キム・ヨナは「大変気に入っている」と喜んでいる。オーサーコーチも新しいコスチュームに対し「とてもきれい。見ればびっくりするだろう」と伝えた。

キム・ヨナは昨年グランプリファイナルを直後スケート靴も新調した。彼女は普通４カ月周期でスケート靴を替える。ジャンプ時に大きな力が加えられるため、スケート靴は４カ月以上もたない。

世界的スターとなった彼女にはイタリアのリスケイト社が無料でスケート靴を提供している。彼は２３．５センチの靴を履く。

普通２足程度の予備を持ち歩くが、今回は最も気に入った１足だけ持って来た。いうまでもなく足にぴったりフィットしている。