韓国もキューバとの修交推進

米国とキューバが国交正常化に合意すると、韓国もキューバとの修交を推進する方針を決めた。ある政府関係者は１８日「キューバとの修交を推進する方向に出て行くだろう」と話した。この関係者は「韓国もすでにキューバとの交流が多くなっており、無理はない」としながら「ただし北朝鮮の変数を考慮しながら、具体的な進行時期を調整しなければならない」と付け加えた。

キューバは、世界で韓国が修交していない４カ国（キューバ・シリア・マケドニア・コソボ）の中の１つだ。だが２０００年代以降に韓国との交流が拡大し、２００５年には首都ハバナに大韓貿易投資振興公社（ＫＯＴＲＡ）貿易館が入った。キューバを訪れる韓国人観光客も年間５０００人以上だ。

政府は現在、在メキシコ大使館で臨時にキューバ関連業務を担当しているが修交がないため「キューバ兼任公館」という呼称も使っていなかった。外交部関係者は「キューバとの修交は、北朝鮮の支持勢力が減るという意味」として「北朝鮮を圧迫する効果もあるだろう」と話した。