韓国農民「コメ市場開放の反対闘争」本格化

コメ市場開放に反対する農民のデモが１日、全国各地で起きた。

全国農民会総連盟の忠清北道（チュンチョンブクド）・忠清南道（チュンチョンナムド）連盟は１日「コメ市場の全面開放（輸入米関税化）宣言の撤回と韓中ＦＴＡ推進を直ちに中断せよ」と主張し、闘争宣言式を開催した。

闘争に参加した農民は声明を通じ「政府がコメを守るために代案も対策も無しにコメ市場の全面開放を宣言した」として「高率関税を通じコメ市場を守ることができるという政府の論理は根拠もないでたらめだ」と政府を強く非難した。

記者会見を終えた農民は収穫を控えた畑を耕し返し、さらには断髪式を進めた。忠清南道地域の農民は農業機械を返却するなど輸入米の関税化に強く反発した。