＜サッカー＞海外韓国人選手、沈没犠牲者哀悼で黒い腕章付け出場

海外のサッカーコートでもセウォル号沈没事故の悲しみを分かち合う動きが続いた。

ソン・フンミン（レバークーゼン）は２０日午後に開かれたドイツ・ブンデスリーガ第３１節ニュルンベルクとの試合に先発出場し、９０分フルタイムを走った。ソン・フンミンは右腕に黒い腕章をはめて出場し目を引いた。セウォル号沈没事故犠牲者のための哀悼の意を示したものだった。これに先立ち２０日午前に開かれたイングランド・プレミアリーグの試合ではキム・ボギョン（カーディフシティ）がストークシティ戦で黒い腕章を右腕につけて試合に出た。

セウォル号沈没事故に対する海外サッカーチーム、選手らからのメッセージも続いた。イングランド・プレミアリーグのマンチェスターユナイテッドは１８日にツイッターを通じ「私たちの思いは韓国で起きた沈没事故と関連したすべての人たちと一緒にいる」というメッセージを伝えた。このほかマンチェスターシティ、リバプール、ドイツ・ブンデスリーガのマインツなどもセウォル号事故に関するメッセージを伝え搭乗者の早急な帰還を祈るとともに犠牲者を哀悼した。また、アーセナルのペア・メルテザッカーはツイッターに「韓国にいらっしゃる方々に慰労の言葉を贈る。奇跡を祈ります」と伝えたりもした。