北朝鮮、離散家族の実務接触受け入れ…「５日開催」打診

北朝鮮が離散家族対面行事のための韓国側の赤十字実務接触の提案を受け入れた。

金義道（キム・ウィド）統一部報道官は３日、定例記者会見で「北側がこの日午前、板門店（パンムンジョム）の赤十字通信ラインを通じて、５日か６日のうちで韓国の都合の良い日に実務接触の日程を決めろとの内容を盛り込んだ電話通知文を送ってきた」と明らかにした。

これに先立ち韓国政府は先月２７日に、今月１７日から２２日まで金剛山（クムガンサン）で離散家族対面行事の開催を提案し、このため先月３１日に赤十字実務接触を開くことを提案していた。

これに対し北朝鮮は韓国側の提案から１週間返事がなかったが、３日にこうした返事を送ってきた。そこで韓国政府は３日午前、北朝鮮側に通知文を送って「５日に実務接触を持とう」という意を伝えた。