輸入チョコの売り上げ増加　シェア国産に迫る＝韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国でチョコレートの売り上げに占める輸入チョコレートの割合が４０％を超え、韓国産との差が縮まっていることが１０日、分かった。

　大型スーパーのロッテマートがチョコレート販売量を調査した結果、２０１２年の販売量を１００とした場合、昨年は８８．７８だった。

　チョコレートの売り上げ減少にもかかわらず輸入チョコレートの売り上げは大きく増加した。ロッテマートのチョコレートの売り上げは２０１２年が韓国産６２．７に対し輸入が３７．３だったが、昨年は５７．６対４２．４と差が縮まり、輸入チョコレートが占める割合が初めて４割を超えた。

　韓国関税庁によると、昨年１１月のチョコレート製品の輸入量は前年同月比１１．１％、輸入額は同１２．７％それぞれ増加した。

　輸入チョコレートの原産国をみると、米国が２８．７％を占めトップ。ベルギー、中国、ドイツ、シンガポールが８～９％台だった。