きょう午後から寒さ和らぐ…ホワイトクリスマスは見込めず＝韓国

１２日に始まった厳しい寒さは１６日午後から多少やわらぐ見込みだ。気象庁は１５日、「１６日朝までは全国の気温が平年より低く寒いが、午後からは気温が次第に上がり平年水準の気温を回復する」と明らかにした。１６日朝のソウル地域の最低気温は氷点下６度まで下がるが、昼間は気温が３度まで上がると予想される。この日はまた、中国北部地方に位置した高気圧が差し掛かり全国的に雲が多く、済州道（チェジュド）は徐々にくもっていき夜には散発的に雨が降るものと予報された。

気象庁はまた、木曜日の１９日から２日ほどソウル地域の朝の最低気温が氷点下７度前後まで落ちるなど気温は上下するが全体的には平年と同水準かやや低い気温分布が続き当面大きな寒さはないと予想した。

気象庁のホ・ジンホ通報官は、「これまで北側から氷点下３０度を下回る冷たい空気が韓半島（朝鮮半島）上空まで下がってきたため強い寒さに見舞われた。月曜日からは東側から地表面付近へ、韓半島上層へは中国南部から暖かい空気が入り込み気温が上がる」と話した。

一方、気象庁は１５日に発表した中期予報を通じ今月２４日と２５日は全国的に晴れ、暖かくなると予想した。

これにより今年はホワイトクリスマスを迎えるのが難しい見通しだ。昨年１２月２５日にはソウル地域で１．５センチの雪が積もった。気象庁はまた、今月下旬は平年と似た気温分布を見せるが来年１月上旬は平年より気温が低く寒くなると予報した。