ソウル・明洞の賃貸料　世界で９番目に高い＝銀座５位

【ソウル聯合ニュース】ソウル・明洞が昨年に続き今年も世界で９番目に賃貸料が高い商圏となった。

　世界的不動産サービス会社のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド（Ｃ＆Ｗ）が１３日に発表した賃貸料調査の結果で分かった。同社がこの１年間に６４カ国・地域の繁華街３３４カ所の賃貸料を調査したところ、明洞は１平方メートル当たり月平均賃貸料が７５万６０ウォン（６万９５００円）で、前年より６．４％上昇し世界で９番目に高かった。

　香港の銅鑼湾（コーズウエーベイ）が同３０９万ウォンで２年連続１位、２位は米ニューヨークの５番街だった。東京の銀座通りは１００万ウォンとなり、前回の４位から５位に下がった。

　ソウルで明洞に次ぐ商圏とされる江南駅周辺は６４万６５６８ウォンで昨年より６．４％上昇した。また、ソウル・新沙洞街路樹通りは１５．４％上昇の２９万２９４３ウォンだった。

　Ｃ＆Ｗの韓国支社は２００８年から高まったＳＰＡ（製造小売り）ブランド人気が収まり、それまで上昇を続けていた商圏の賃貸料が適正水準に落ち着く可能性が高いと説明した。