あすから中秋節連休　帰省ラッシュ始まる＝韓国

【ソウル聯合ニュース】５日間の長い秋夕（中秋節、今年は９月１９日）連休の開始を翌日に控えた１７日、ソウル駅や高速バスターミナルは一足先に帰省する人々で混み始めている。韓国交通研究院によると、１７～２２日に移動する人は全国で３５１３万人と、昨年の秋夕（３３４８万人）に比べ４．９％増える見通しだ。

　ソウル高速バスターミナルでは乗車券販売窓口にいつもより長い列ができ、乗り場では予約者が現れず余った席を販売するバス会社社員らの姿が目立った。夕方ごろから帰省が本格化する見通しだ。

　一方、高速道路は午前１１時半現在、天安・論山高速道路の論山方向と嶺東高速道路の江陵方向の一部区間などで渋滞が起きているが、まだほとんどの区間はスムーズに流れている。午後から混み始め、連休初日の１８日に最も渋滞が激しくなる見通しだ。

　ソウル駅も帰省客で混雑し始めている。同日と１８日の列車乗車券はすでに売り切れており、立席が少し残っているだけだという。

　また、空港も長い連休を利用して海外に出掛けたり、飛行機で帰省したりする人々でごった返した。１７日から２２日にかけ仁川国際空港を通じて韓国を出国する人は３２万４０００人、入国する人は３５万１０００人に達する見込みだ。