５月の輸入車登録　日本車好調で過去最高＝韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国輸入自動車協会（ＫＡＩＤＡ）は７日、５月の輸入車の新規登録台数が１万３４１１台となり、前月比で０．７％、前年同月比で１４．５％増加したと明らかにした。前月に続き月間ベースの過去最高を更新した。

　先月、韓国では１１万２０６６台の自動車が売れており、輸入車が全体の１２．０％を占めたことになる。韓国完成車メーカーが国内で苦戦しているのとは対照的な結果となった。

　輸入車の１～５月の販売台数は前年同期比１９．４％増の６万１６９５台になった。

　５月の登録台数をメーカー別にみると、ＢＭＷが２６６３台で最も多く、次いでメルセデス・ベンツ（１９９５台）、フォルクスワーゲン（ＶＷ、１９５２台）、アウディ（１６３２台）、トヨタ自動車（１３１４台）と続いた。

ドイツ車が８４５６台と全体の６３．１％を占め、日本車が２５８８台（１９．３％）、米国車が１０２１台（７．６％）となった。日本車は前月１５．４％だった。

　５月のベストセラーモデルはＢＭＷ「５２０ｄ」（７６８台）でトップを守った。次いでトヨタの「カムリ」が７０７台で２位に急浮上。新たに発売されたＶＷの小型ハッチバック「ポロ」も３６８台を売り上げ６位に入った。

　韓国輸入自動車協会は輸入車の好調の理由として、日本ブランドの積極的なプロモーションを一因に挙げた。