利川冷凍倉庫、公務員との癒着関係などを捜査

京畿（キョンギ）地方警察庁は火災が起こった利川（イチョン）冷凍倉庫の認・許可と設置過程で各種違法行為があったことをつきとめ、、冷凍倉庫運営会社の（株）コリア２０００の幹部と下請け業者関係者、利川市公務員ら５～６人を追加で出国禁止としたことが１０日、明らかになった。

同社の代表コン・ボンエ氏（４７、女）と現場所長、冷凍チーム長、安全管理責任者ら４人はすでに出国禁止となっている状態だ。

パク・ハックン京畿警察庁捜査本部長は「建築と消防関連専門捜査官３人を追加で投入し、冷凍倉庫業者と公務員間の癒着関係を捜査中」と述べた。

警察はこのために利川市の前・現職建築と職員１０約人を呼び、地下１階の非常口が２カ所以上設置されなければならないという規定に反して設置された経緯と認・許可の過程で違法事実がなかったかを追及した。

一方、この日、中国同胞犠牲者の家族のうち初めてオム・ジュンヨンさんの夫人チャン・クモァさんと妹２人が入国し、焼香所を訪れた。遺族は駐中韓国大使館を通じて緊急でビザの発給を受け、この日午後７時１０分ごろ、仁川（インチョン）空港に到着した後、直ちに利川市民会館に用意された合同焼香所を訪れた。