韓国の歴史研究団体に初の日本人研究責任者赴任

韓国現代史を再照明する代表的在野歴史研究団体の歴史問題研究所の研究室長に成均館（ソンギュングァン）大学東アジア歴史研究所専任研究員の藤井たけし氏が今月から赴任した。

韓国の主要歴史研究団体で日本人が研究総括責任者を務めるのは今回が初めてとされ関心を集めている。

１９５０年代の韓国現代史を専攻した藤井室長は京都大学と大阪大学を経て成均館大学で博士号を取り、２００１年に韓国人の妻と結婚した。

一方、聯合ニュースによると、藤井氏は日本人が韓国の歴史を研究することにおかしく見られないかとの質問に、「歴史学者として見るだけで日本人だからと違うように見ない」とし学者としての役割をつくす考えを明らかにした。