＜ＷＢＣ＞オランダの主砲プロファー不参加、韓国に朗報

ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）でオランダ代表チームの主砲ジュリクソン・プロファー（テキサス）の不参加が確定した。１ラウンド最初の相手である韓国代表チームには朗報だ。

米ＣＢＳスポーツは韓国時間１９日、「大リーグでトップの有望株であるプロファーはＷＢＣに参加しないだろう」と報道した。ボストンのラジオ放送ＷＥＥＩも「プロファーがＷＢＣを飛ばす代わりに大リーグ残留に向け所属チームの春季キャンプに参加するだろう」と不参加の事実を確認した。

ＷＢＣ出場に強い愛着を見せていたプロファーは結局チーム内の競争のため断念した。テキサスの地方紙ダラスモーニングニュースは、「（大会に参加する場合）最小１０日から最大４週までチームを離脱することが（レギュラー争いに）影響を及ぼす恐れがある」と分析した。

プロファーはこのほど大リーグ公式ホームページとベースボールアメリカなどが挙げたマイナーリーガーランキングで１位を席巻した。だが、チーム内の主要ポジション（遊撃手・２塁手）はすでにエルビス・アンドラス（遊撃手）とイアン・キンスラー（２塁手）が席を占めており、激しい競争を繰り広げなければならない状況だ。