国防部長官に内定の金秉寛氏　韓米軍事関係に精通

【ソウル聯合ニュース】韓国新政権の国防部長官に内定した金秉寛（キム・ビョングァン）元韓米連合司令部副司令官は韓米軍事関係に精通した人物として知られる。

　金氏はソウル大学化学工学科を中退後、陸軍士官学校に進学した。首席で入学、卒業するほど学業成績が優秀だったという。士官学校時代に孫子の兵法を３００回以上精読し、これを部下の教育訓練に取り入れたというエピソードもある。

　盧武鉉（ノ・ムヒョン）政権で韓米連合司令部副司令官を務めていたときは、ぎくしゃくしていた韓米関係にもかかわらず、バーウェル・Ｂ・ベル韓米連合司令官（当時）との信頼関係を構築し、両国間の懸案に対処したとの評価を受けている。

　陸軍大学教授部長、第２師団長、合同参謀本部戦略企画部長、第７軍団長、第１軍司令官などを歴任した。