重量挙げ韓国代表のチャン・ミラン選手　現役引退へ

【ソウル聯合ニュース】重量挙げ女子の韓国代表で、北京五輪金メダリストの張美蘭（チャン・ミラン）選手（２９）が現役を引退することになった。張選手の父が８日、聯合ニュースの取材で明らかにした。引退会見は１０日に行われる。

　張選手は２００５～２００７年、２００９年に世界選手権で優勝。２００８年の北京五輪で金メダルを獲得するなど、約５年間にわたり重量挙げ女子の頂点に立った。現在の階級が決まった１９９８年以降、世界選手権４回優勝と五輪優勝などを果たしたのは張選手しかいない。

　とりわけ、全盛期の２００８年から２００９年までは最重量級の世界記録を保有し、無敵の強さを誇った。けがなどで２０１０年からは新鋭にトップの座を譲り、２０１２年のロンドン五輪ではメダルに届かなかった。