韓国大統領選終盤　有力２候補が慶尚南道で激突

【ソウル聯合ニュース】１９日投開票の韓国大統領選で、与党・セヌリ党の朴槿恵（パク・クンヘ）候補と最大野党・民主統合党の文在寅（ムン・ジェイン）候補は１４日、東南部の慶尚南道で遊説を行い、終盤戦に向けた支持拡大を目指す。

　両候補が世論調査で接戦を繰り広げているなか、朴候補はセヌリ党の地盤である同地域で支持層の票を固める方針。同道と隣接する釜山出身の文氏は支持率拡大に総力を挙げる考えだ。

　朴氏は慶尚南道・晋州や梁山、釜山などで遊説を実施する。文氏は巨済や昌原、梁山、蔚山、釜山などで遊説するほか、大統領選への出馬を辞退した安哲秀（アン・チョルス）氏は大邱や蔚山で文氏への支持を訴える。