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現代車vs韓国トヨタ、激しい“広告戦争”

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現代(ヒョンデ)車とトヨタの広告戦が激しい。発端は9月から韓国トヨタが出したニューカムリの広告だ。

トヨタはキム・テヒが出演したニューカムリの新しいCMシリーズ「燃費」編で、広告の最初に現代車「グレンジャー」のシルエットを連想させる高級セダンを登場させ、「高級セダンなのか、燃料を食う機械なのか」というコピーを付けた。「燃費とパワー」を兼ね備えているというメッセージを伝えるために、グレンジャーを比較対象にしたという解釈だ。

トヨタ側のこうした比較広告に対し、現代車は表面上は出していないものの、内心は不快感を感じているという反応だ。排気量3.0モデルが主力のグレンジャーと2.4モデルのカムリ、それもハイブリッドモデルとの燃費比較は話にならないというのが、現代車側の指摘だ。

現代車のある関係者は「トヨタはカムリの比較対象にグレンジャーを登場させているが、排気量基準で3.0が主力モデルのグレンジャーと2.4モデルのカムリは比較対象ではない」と一蹴した。

現代車のこうした反応に対し、トヨタ側は製品比較広告はすでに2010年に現代車が先に始めたと反論している。トヨタ側によると、現代車は2010年にソナタ2.4モデルを発表した際、トヨタ・カムリを「街から消える車」としてCMに登場させたということだ。

実際、現代車は2010年初め、「ソナタF24GDi」モデルのCMで、競合モデルのトヨタ・カムリより優秀だという点を示唆する場面を出して話題になった。現代車は当時のCMで、ソナタが通り過ぎると、そばにあったカムリを連想させる車がぼやけて背景色に変わり、「どの車が堂々としていられるか。ソナタの性能の前に」というコピーを使った。

日本と韓国を代表する現代車とトヨタの自動車広告神経戦がどこまで続くかが注目される。
COPYRIGHTⓒ 中央日報日本語版  2012年09月24日 11:56
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