開城工業団地の生産額　上半期は前年比２３％増

【ソウル聯合ニュース】南北協力事業である北朝鮮・開城工業団地の上半期の生産額は前年同期比２２．９５％増の２億３６０８万ドル（約１８７億円）だった。韓国統一部が２１日、明らかにした。

　２０１０年の韓国海軍哨戒艦撃沈事件を受けて、韓国は対北朝鮮経済制裁を実施した。制裁に開城工業団地は含まれず、生産額を着実に伸ばしてきた。月間生産額は今年３月に初めて４０００万ドルを突破した。

　生産額の向上は北朝鮮労働者の増加によるものと分析される。昨年１月に４万６１９４人だった北朝鮮労働者は今年１月に５万人を突破。６月末現在、５万１３１０人まで増加している。