李大統領　コロンビアとの関係強化を強調

【ボゴタ聯合ニュース】李明博（イ・ミョンバク）大統領は２５日、コロンビアの首都ボゴタで同国のサントス大統領と共同記者会見を行った。会見では両国が自由貿易協定（ＦＴＡ）交渉で妥結したことを受け、経済のほか政治、外交での協力関係を強化していく計画を明らかにした。

　韓国首脳として初めてコロンビアを訪問した李大統領は「韓国はコロンビアを南米の玄関口にし、コロンビアは韓国をアジアの玄関口にする強力な関係に発展していくことで合意した」と述べた。

　また、コロンビア政府が進めている住宅団地、交通、インフラ建設事業に韓国企業が参入する意向があることを示した。具体的な合意が行われた防衛事業については韓国政府が積極的に協力することになったと伝えた。

　このほか、コロンビアは国連安全保障理事会の非常任理事国選挙に立候補した韓国を支持し、北朝鮮問題では同国の核放棄や解放政策を強く求めることで一致した。

　サントス大統領は「韓国の投資に大きな関心を持っている。新規・共同プロジェクトに参加することを望んでいる」と話した。