＜野球＞オリックス李大浩、“強敵”ソフトバンクと３０日に開幕戦

李大浩（イ・デホ、３０、オリックス）が３０日、日本プロ野球シーズンを始める。開幕戦から‘強敵’とぶつかる。２年連続パリーグ優勝のソフトバンクだ。

昨季オリックスはソフトバンクに１０勝１３敗１分けと負け越した。しかし今季の戦力低下が激しいソフトバンクとは対照的に、戦力補強を忠実に進めてきたオリックスは成績の逆転を狙っている。

開幕戦で李大浩が対戦するソフトバンク先発は攝津正（３０）またはブラッド・ペニー（３４）と予想される。攝津は昨年１４勝（８敗）、防御率２．７９をマークしたエース。ペニーは０６年のＬＡドジャース時代にナリーグ最多勝（１６勝）投手になるなど、日本でプレーしたメジャー投手の中でも最も華麗な成績を誇る。ソフトバンクの４番打者アレックス・カブレラ（４１）との対戦も見どころだ。カブレラは昨季けがと乱調で１０本塁打・３５打点、打率２割２分５厘にとどまったが、本塁打を量産できるパワーヒッターだ。

李大浩はオープン戦で打率２割５分０厘（３６打数９安打）、３打点に終わった。二塁打は４本あったが、本塁打はなかった。開幕戦に合わせてコンディションを上げると宣言した李大浩が、日本舞台の公式デビュー戦でどんな成績を出すかに関心が集まっている。