北朝鮮にＡＰ通信支局開設へ、西側メディアで初

　北朝鮮に初めて西側メディアの総合支局が進出する見通しだ。

米ＡＰ通信は２９日、ニューヨークで北朝鮮の朝鮮中央通信とＡＰ通信の間で平壌（ピョンヤン）総合支局開設などを内容とする覚書を締結したと明らかにした。

ＡＰ通信は今回の覚書により平壌総合支局が開設されれば、北朝鮮の首都に常設される西側初の取材・写真局になると説明した。

合わせて朝鮮中央通信は覚書を通じ、他の西側報道機関と比較できない水準で北朝鮮国内でのＡＰの取材網を保障・拡大することにしたとＡＰは明らかにした。

今回の合意は北朝鮮キム・ビョンホ朝鮮中央通信社長一行が直接ＡＰ通信ニューヨーク本社を訪問しトーマス・カーリー社長と会談し出されたもの。