韓国政府、２９日に民間事業者と金剛山訪問

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が金剛山地区内の資産を整理するため、韓国側担当者に今月３０日まで同地域に来るよう求めたことと関連し、韓国の政府関係者と民間事業者らが２９日に訪朝する。統一部が２７日、明らかにした。

　統一部の社会文化交流課長を団長に、法務部、文化体育観光部など政府側関係者６人と、金剛山地区に投資した現代峨山など民間企業関係者６人の計１２人が北朝鮮を訪れる。

　統一部当局者は、「政府当局者の訪朝は金剛山観光地区内の財産問題と関連し、北朝鮮の立場を正確に確認して韓国国民の財産権を積極的に保護するためのもの」と説明した。

　また、北朝鮮関係者の立場を聞いて「整理する」との意味を把握するとともに、韓国の立場も伝えるという。