ハイソウル・フェスティバル、来月５～１０日開催

【ソウル１２日聯合ニュース】ソウル市は１２日、毎年恒例の「ハイソウル・フェスティバル」を来月５～１０日に市内の汝矣島漢江公園やソウル広場、光化門広場、清渓川などで開催する計画を明らかにした。

　９年目を迎えることしのイベントは例年と同様に１０日間の予定だったが、予算が１５億ウォン（約１億１６３８万円）に半減、期間を短縮した。ソウル市は市民の参加を増やし、ＮＧＯなど民間団体との協力でイベントを充実させたい考えだ。

　ことしはカナダやスペイン、オーストラリア、中国など１１カ国・４１団体が参加する予定。開幕日は各国のストリート劇団と市民が一つになるパレードが行われ、ソウル広場には高さ９メートルの巨大造形物「グレートブック」が設置される。漢江公園などでは空中劇、花火ショーなどが行われる。多数のイベントは公募を通じ、市民が制作段階から実際の公演まで参加する。

　汝矣島漢江公園には２０００席規模の劇場が設けられ、さまざまな公演や体験型プログラムが行われる。英国文化院などと実施するプロジェクト「世界の川」では川をテーマにした子どもの絵が展示される。

　ソウル市関係者は「９年間の経験を通じ、市民が自主的に参加し、楽しめるフェスティバルに発展した。外国人観光客も参加できる生産的で世界的なフェスティバルにしたい」と述べた。