＜東日本大地震＞韓流スターが続々と支援と慰労を表明

韓流スターらが東日本大地震の惨事に深い哀悼を送り支援の手を差し出している。早くから日本で大きな人気を集めたドラマ・映画俳優らが積極的な姿勢を見せたのに続き、最近の“新韓流”ブームを起こしたＫ－ＰＯＰスターらも参加している。

特に韓流スターらの寄付が相次いでいる。映画俳優チャン・グンソクは１０００万円を日本赤十字社に寄付した。チャン・グンソクは、「被災者のみなさんが一日も早く平常の生活に戻れるよう祈ります」というメッセージも伝えた。寄付はチャン・グンソクの日本公式ファンクラブを運営するフラウインターナショナルを通じて伝えられた。ドラマ「花より男子」のキム・ヒョンジュンも１４日、「日本が一日も早く復旧するよう願い、わずかだが被災者の方々に役立ててほしい」という話とともに日本の所属事務所のＤＡに１億ウォンを寄付した。キム・ヒョンジュンはドラマ「いたずらなキス」の日本放映を記念して１３日に東京でファンミーティングを行う計画だったが、地震の影響で取り消した。

イ・ソジンは１４日、本紙との通話で、「数日前に東京で鳩山幸さん（鳩山前首相夫人）と会い青森県北部で青森の広報映像を撮ってきたが、こうした惨劇を聞き茫然自失するばかりだ」と話した。韓国ハビタット（愛の家作り運動）広報大使の彼は、「できるだけ復旧活動に直接参加したい。所属事務所と相談し支援できる方法を探したい」と話した。

イ・ビョンホン、パク・シニャン、ユンナらもツイッターで、「日本で信じられないことが起きている。被災者に深い弔意を示す」「仙台に住んでいるファンのみなさん、どうか無事であることを願います」などと書き込み遺憾を示した。チェ・ジウは日本のファンサイトで「本当に驚いた。勇気を出してほしい」との考えを示した。

俳優パク・チュンフンはツイッターを通じ、「隣国の日本がこの災害をしっかりと克服するよう願います」として哀悼の意を明らかにした。

Ｋ－ＰＯＰスターと海外スターも慰労の気持ちを相次いで伝えた。２人組男性アイドルグループ東方神起は１４日、日本の所属事務所のエイベックスのホームページで、「今回の地震と津波のニュースを聞いて非常に驚いた。日本のファンのみなさんと知人が無事なのか心配だ。想像もできない大きな被害で苦しく思う。克服できることを祈る」と伝えた。

米国で映画撮影中のＢｏＡも自身のツイッターに「東京も地震被害が激しいというが、みなさん安全であってほしい」という文を残した。５人組アイドルグループＢＩＧＢＡＮＧは１３日に歌謡番組に出演し、「日本のファンのみなさんと僑胞のみなさんが大きな被害を受けないよう願う」と話した。

日本に家族がいる歌手のキム・ジョンソは、「幸い私の家族には被害がありません」として家族の安全と危機を心配したファンたちに謝意を示すとともに、「隣国にこれ以上の大きな被害がないよう願っている」と明らかにした。

このほかタイで開かれた韓流コンサートに参加した２ＰＭのテギョン、４ミニッツのナム・ジヒョンらをはじめ、歌手ユン・ドヒョン、俳優キム・ガプス、歌手パク・ジョンミン、コメディアンのキム・ミファらも日本を心配して慰めるメッセージを送った。

１９日に弘大（ホンデ）ブイホールで開かれるロックフェスティバル「ロックドッグコリア２０１１」は収益金全額を寄付することにした。当初このイベントには日本のロックグループ、Ｘジャパン出身のＴＡＩＪＩがゲスト出演することになっていたが地震の影響で出演は白紙化された状態だ。主宰側は、「残りのチームは予定通りに出演する。観客から応援メッセージを受け付け、大型の垂れ幕を製作して日本に伝える予定だ」と明らかにした。

一方、米ポップスターのレディー・ガガは自身のツイッターを通じ、「直接デザインしたリストバンドを売った収益すべてを日本に寄付する」と明らかにした。カガがデザインしたリストバンドは公式ホームページで５ドルで販売中だ。