［芸能］ヒョンビンとイム・スジョン主演映画、ソウルで記者会見

【ソウル１５日聯合ニュース】イ・ユンギ監督の新作映画「愛してる、愛してない（原題）」の記者会見が１４日にソウル市内の映画館で行われ、主演のヒョンビン、イム・スジョンが出席した。別れを決めた１組のカップルの３時間を淡々と描いた同作品は、１０日に開幕した第６１回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に出品されている。

　ヒョンビンは中国女優の湯唯（タン・ウェイ）と共演した「晩秋（原題）」も、同映画祭のフォーラム部門に招待されている。招待されるだけで光栄な映画祭に二つの作品で参加できることになったと、喜びを示した。また、韓国軍海兵隊への入隊も控えており、「役者人生の第一幕を終え、少しの間、休止符を打ちます。（映画祭で）良いものを見て感じる機会が訪れたことは大きな意味がある。スケジュールは多忙ですが、できるだけ楽しんできたい」と語った。

　共演のイム・スジョンは、「ほかの映画では不可能な芸術的な試みをたくさんすることができて、胸がすっとしました。いつも以上にやりたいことをやれたと思います」と振り返った。

　イ監督は作品について、「観客が（主演）２人の一挙手一投足をすぐそばで見守っているような気持ちになってくれれば」と紹介した。

　イ監督と主演２人は、映画祭出席のため１５日に出国する。映画は韓国で来月３日に封切り。