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第46回~古家正亨さん(ラジオDJ・テレビVJ)

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2010年12月現在、週にラジオ4本、テレビ4本の韓国エンタメ関連のレギュラー番組を持ち、大忙しの古家正亨さん。K-POPファンなら、その名を知らない人はいないK-POPの専門家です。最近は日本の音楽チャートにK-POPがランキングするほどですが、古家さんが日本で初めて韓国音楽専門番組を立ち上げた約10年前は「韓国の音楽なんて」と理解されなかったとか。K-POPの魅力を日本の人たちに伝えようと変わらぬ気持ちで地道な活動を続けてこられた古家さんに、K-POPとの出会いや現在のK-POP人気について、ソウル・明洞(ミョンドン)でお話を伺いました。
所属先 オールドハウス株式会社 
年齢 36歳(1974年生)
出身地 北海道
経歴 大学在学中の1995年に札幌のFM局NORTHWAVEでDJデビュー。その後、カナダと韓国に留学。2001年に日本初の韓国音楽専門番組「Beats-of-Korea」(FM NORTHWAVE)を立ち上げ、以降、韓国の音楽、エンタメ関連のラジオ、テレビ、イベントで活躍。また日韓文化交流コーディネーターであり、韓国観光名誉広報大使、韓国観光公社韓流マーケティング委員会委員などを歴任。K-POPの普及に貢献したとして、2009年韓国政府文化体育観光部長官褒章授章。上智大学大学院文学研究科新聞学専攻博士前期課程在籍中。専攻は韓国大衆文化、音楽著作権問題。
出演番組 FM NORTHWAVE 札幌「Beats-of-Korea」(土)22:00~23:00、 BS11「韓ラブ」(月)21:30~など。
人生を変えた韓国音楽世界との出会い
人生を変えたTOYの第2集「TOY2」
人生を変えたTOYの第2集「TOY2」
カナダ留学中に韓国人の友人からTOY(ユ・ヒヨル)のCDをもらったんですよ。学生時代からバンドをやり、大学の専攻も音楽療法だったので様々な音楽に触れていましたが、韓国の歌手はチョ・ヨンピルさんぐらいしか知らず、音楽も日本の曲をマネしたものが多く、ダサいという先入観がありました。

それがTOYのCDを聴き、鈍器で頭を殴られたような衝撃を受けました。「韓国にこんなすごいポップスがあって、こんな洗練された音楽を作っている人がいるんだ」とCDがすり減るくらい聴きました。
それから、韓国の音楽をもっと知りたくなり、友人からソテジ、DEUX、CLON、春夏秋冬などのCDをどっさり借り、聴きこみましたね。友人に韓国語の歌詞に英語でルビをふってもらい、意味もわからず歌ったりもしましたね。今でも当時覚えた曲は何も見ないで歌えますよ。

音楽を聴けば聴くほど、自分がイメージしていた韓国の音楽世界と現実がかけ離れていることに気づき、韓国という国もまた、自分が持っているイメージとまったく違うのだろうと思い、それを確かめたくて韓国行きを決意しました。
弘大のインディ文化に浸った留学時代
韓国語学習には料理が一番?!
韓国語学習には料理が一番?!
1998年に高麗大学の語学堂韓国語の勉強を始めました。まったく準備せずに入学したので先生に「本当にやる気があるの?」と言われたほどでした。

アンニョンハセヨ(こんにちは)とカムサハムニダ(ありがとうございます)しか知らなくて、道でぶつかって何か言わなきゃと思い、思わず「カムサハムニダ」と言って不思議がられたりもしました。言葉ができなくて、はじめの3ヶ月はノイローゼでしたよ。
でも下宿のおばさんが親切な人で、韓国語を覚えるには料理作りがよいと、朝晩の食事の準備に僕を呼んで、材料の名前、動作をひとつずつジェスチャーで教えてくれました。何よりも勉強になり、おばさんのお陰でどうにか乗り越えられたと思います。
弘大のクラブ
弘大のクラブ
留学当時はS.E.S.Fin.K.Lが人気でしたが、専ら弘大(ホンデ)に通って、いろんなライブを観たり聴いたり、韓国人の友人に反政府的な歌を歌うバンドのライブに連れて行かれたりもしました(笑)。

今はおしゃれなカフェが多いですが、当時はそんな店は少なく、薄く味気ないヘイゼル・ナッツ・コーヒーをすすりながら、バンドの音楽や文化がおもしろくてインディ文化に浸っていました。
韓国はインディーズとアマチュアの境目が微妙で、今では有名ですが、紫雨林(ジャウリム)Crying Nut(クライング・ナット)のライブを見ながら、こんなに実力があるのにどうして韓国では売れないのだろう、日本ならもっと売れているはずなのに、と思っていました。

一方、お金がなかったので、日本語教師のアルバイトをしながら何とか暮らしていましたが、通貨危機の影響から外国人の働き口が減り、時給900ウォンという状況で生活が難しくなり、仕方なく帰国し、北海道に戻りました。
K-POPをラジオで流すとクレームが…
ラジオDJが僕の夢で学生時代にそのチャンスを掴んだ経緯もあり、韓国で得た知識を活かせたらいいなと思いましたが、韓国に関わる仕事をする気持ちは帰国した当時は全くありませんでした。

でも、ラジオはジュークボックスのように何が出てくるかわからない、知らない音楽を知る手段、音楽を聴くためにあるものと思っていましたから、韓国の音楽をラジオで流せば、僕がTOYを聴いた時のような衝撃を感じる人がいるのではないかと思って、いつかはやりたいと考えていました。
実は、カナダ留学から方向転換して韓国留学したことが少し気恥ずかしく、周囲の人に内緒にしていて、帰国後もラジオ局に戻らず、トラックの運転手をしていたんですよ。そんな時、ラジオ局の先輩がDJのオーディションを勧めてくれ、しばらくはトラックの運転手とDJの二束の草鞋を履くことになりました。
ECOは女性3人グループ
ECOは女性3人グループ
当時、日本では韓国の音楽イコール演歌で、たまにNHKで紹介されるものを除くと、韓国のポップスを放送で聴く機会は殆どなかったのではないでしょうか。そこで、DJとして新たにスタートを切るにあたり、ディレクターに頼んでECO(エコ)の「ヘンボッカンナルル(幸せな私を)」というR&Bのバラード曲をかけさせてもらいました。

すると「何で韓国語の変な歌をかけるんだ」というクレームが来ましてね。でも、わずかですが「こんないい曲が韓国にあるんですね」というメッセージも来て、やっぱり僕と同じように感じる人がいることを確信し、韓国音楽の専門番組をやりたいと企画書を書きました。
韓国音楽専門ラジオ番組のスタート
企画書を書いたものの、放送局からはスポンサーがつけばと条件付きとなり、北海道から東京に行き、サムスンLG、真露をはじめ「韓国」と名のつく企業すべてを訪問しました。しかし、全部けんもほろろに断られました。

理由は「当社はグローバル企業であって、韓国企業ではない。韓国を全面に出す投資はしない」というものでした。韓国の人たちは常日頃「ウリナラ(私たちの国)」を謳っているのに、その回答に非常にショックを受け、企画書さえ見てもらえないことも多く、とても傷つきました。
何度目かの東京訪問の時、放送局の営業の人と、もうダメかと諦めていた時、偶然、韓国観光公社の名を見つけたんですね。ダメもとで飛び込んでみたところ、おもしろいんじゃないの?と言ってくださる、担当の方がいらっしゃって…運命的でしたね。それがきっかけで、番組が成立し、FM NORTHWAVE(札幌)で2001年にスタートした「Beats-of-Korea」は来年10年目を迎えます。
その後、韓国観光公社1社のスポンサーでは難しいという事情があり、日本進出を計画していた現代自動車さんに「車を買いますから、スポンサーになってください」とお願いしたところ、スポンサーになってくれましたが、結局僕は車を2台購入し、そのうちの1台は未だに父が北海道で乗っています。番組を継続させるのも大変でしたよ。現在は、番組に関心を持ってくださった、大韓航空さんが、全面的にサポートしてくださり、現在も継続させてもらっています。
「Beats-of-Korea」が始まる前年、札幌で国際音楽イベントMIX2000が開かれることになり、実行委員になりました。

このイベントは世界最大の国際音楽産業見本市として知られているフランスのMIDEMやアメリカのサウス・バイ・サウス・ウエストのような国際音楽見本市をアジアでやろうという試みで、番組のディレクターに「韓国音楽に詳しいお前に向いている仕事がある」と誘われたのがきっかけでした。
このイベントには、韓国からはキム・ゴンモと紫雨林が参加し、これを契機に韓国の音楽関係者とのつながりができ、「Beats-of-Korea」でのアーティストインタビューのセッティングなどに協力してもらい、人脈が少しずつ広がっていきました。
所蔵K-POPCDは1万3,000枚!!リアルな情報を伝えるために。
「Beats-of-Korea」がスタートした当時のリスナーのほとんどがアジアのエンタメに詳しいマニア層の男性で「お前はまだまだ知らないな」といったメッセージが来る反面教えてもらったことも多かったです。その後、2002年の日韓共催のワールドカップで盛り上がったと思ったらすぐにその勢いはしぼんでしまい、日本のマスコミも韓国のエンタメに興味を持たなくなった時期がありましたが、その後すぐに2003年末に冬ソナブームが来ました。

ですから、当時はK-POPイコールOSTだと思う人が多く、リスナーもマダム層が多くなりました。2005年に日本で東方神起がデビューすると、この時期から若いリスナーさんが増えていき、アイドルが好きだという人がリスナーのメイン層になりました。
日韓共催ワールドカップ
日韓共催ワールドカップ
冬ソナブーム
冬ソナブーム
東方神起
東方神起
僕はそもそもアイドルに関心がなく、「韓国の今の音楽」を伝えたかったので、番組では弘大で活躍するバンドやR&B、ヒップホップなどを中心にかけていました。だからクレームが多かったですね(笑)。ワールドカップに始まり、冬ソナ、韓流ブームには本当に翻弄されました。

もちろんブームがあったからこそ、今の自分があるとは思いますが、逆にブームに乗ってしまうと自分が伝えたいこととは異なる方向に番組が向いていってしまうので、ある程度距離を置いて、ブームに左右されず自分の考えを貫き通すように心がけてきました。
CDショップ「HOT tracks」
CDショップ「HOT tracks」
僕自身がこだわっていたのが韓国のリアルな情報を伝えることでした。どんなに忙しくてもお金がなくても、最低月に1回はソウルに行くという条件を自分に課しました。スポンサーがつくわけでもなく、出張扱いになるわけでもなかったので、ラジオDJの出演料は交通費でなくなりました。

ネットで音楽をダウンロードできる時代ではなかったので、CDを買いに行くしかありませんでした。1ヶ月に一度、4~50枚をまとめ買いして、お陰で僕は教保文庫にあるCDショップ「HOT tracks(ホット・トラックス)」のVIP会員です。所蔵するK-POPCDは1万3,000枚くらいにはなるでしょうか。
ファンミーティングの司会に定評、その理由は?
ソウルでのイベントの様子
ソウルでのイベントの様子
僕は韓国の番組だけでなく、札幌で情報番組を7年、大阪で2年、普通にラジオDJをやっていました。個性を出しすぎないのが個性だと言われ、放送法の問題もあり個人的な意見を肩入れして言ってはいけないという時代がありました。僕自身もフラットな立場でいるのがラジオDJだと思います。

この時学んだことを生かして、イベントのMCをする際も、MCは目立ってはいけないというのが僕のポリシーです。お笑い芸人やタレントの方は自分のカラーや韓国エンタメへの思い入れを強く出しMCされる方も多いと思いますが、イベントにおいては、メインの俳優や歌手の魅力を楽しく、おもしろく引き出すのがMCの仕事だと思います
だから単純に韓国語ができる、エンタメの知識があるというだけではなく、ある意味、職業人としての僕のスタンスが評価されたから、こうした仕事ができているのかな、とも思います。
ソウルでのイベント、中央はゲストの田崎真也さん、右は石黒彩さん
ソウルでのイベント、中央はゲストの田崎真也さん、右は石黒彩さん
大学で臨床心理学を学んだことも役に立っています。話し上手は本来聞き上手であると教わりました。相手の話をしっかり聞いて、よく聞いた上で短い一言を提示するのがカウンセラーの役割で、あれこれアドバイスするのがカウンセリングだと思っていたので、目から鱗でした。

相手をいかに楽にしゃべらせ、その人を凝縮する短い言葉を見つけられるか、仕事で実践できるように常日頃考えています。一両日でできるものではなく、いろんな人から教わったことやサポートがあって、今の僕のスタイルが作られてきたと思います。
韓流の初仕事、印象的だったヨン様のイベント
ぺ・ヨンジュン
ぺ・ヨンジュン
2003年末、ぺ・ヨンジュンさん主演「スキャンダル」という映画が韓国で公開された時に1000人のファンが日本から参加する試写会を兼ねたファンミーティングがソウルで行なわれました。

それが僕の韓流関連の最初の仕事で、恐らく日本人を対象にしたファンミーティングというイベントもそれが初めてだったのではないでしょうか。

その打ち合わせの時、ぺ・ヨンジュンさんが目を真っ赤にして現れたんですね。プロマイドに参加者全員1000人の名前を書いてサインをして夜なべしたそうです。
このイベントで彼がとったファンに対する言動は非常にホスピタリティに富んでいて「ファンは家族みたいなものだから」と言った言葉に感動しました。このイベントが、その後、僕が韓流イベントの司会をする上で基礎となりました。
その後、出会った方々も基本は同じで、韓国の俳優、歌手の懐の深さには毎回イベントMCをするたびに感動を覚えます。もちろん韓国人と仕事をすると時にはどうかと思う部分もありますが、それ以上に良い部分が大きすぎて、細かいことには目をつぶりたくなります。韓国人との仕事で良いところは、非常に融通がきくこと。

サプライズも大好きだし、無理だと思うことも頑張ってくれるし、それは凄いです。反面、いい加減。僕は今まで300回近くイベントをやっていますが、3分の1くらいは台本がなかったです。「おまかせします」って(笑)。日本ではありえないことで、最初は本当に戸惑いましたが、今は慣れましたし、1回1回が勝負ですね。
ファンミの司会は数知れず、キム・ボム
ファンミの司会は数知れず、キム・ボム
パク・シフ
パク・シフ
イム・ジュファンなどの

若手俳優のイベントも
イム・ジュファンなどの
若手俳優のイベントも
韓国エンタメ市場の拡大と人材不足
K-POPにはMV(ミュージックビデオ)というおもしろい素材があって、音楽やラジオだけでは伝えられない世界があります。映像も紹介したい気持ちはありましたが、以前はK-POPをテレビ番組にするなんて誰も関心を持たなかったし、視聴率もとれないと言われました。

日本のテレビがK-POPに関心を持ち始めて番組が増えましたが、まさか自分がその進行を担当するとは思いませんでした。以前はK-POPを応援するからこそ、辛口なことも自由に発言していましたが、韓国のエンタメがこれだけ人気を得てしまうと、自由度が低くなって、実は今、少しストレスを感じています。
ラジオ、テレビ番組をはじめ、これだけイベントが増えてくると僕のような立場の人間が調整役として必要です。韓国とのお付き合いが増えていく一方で、距離も近く、顔や習慣で似ている部分もたくさんありますが、韓国は日本とはまったく違う外国であることを理解していない日本人が多いです。

日本人の考えが世界で通用すると錯覚してしまうんですね。両国が仕事をする上で、一方の言い分だけではなくバランスをとることが必要ですが、人材が不足しています。現場では、日本語を話せる韓国人が多いですが、日本向けに情報発信をする際には、韓国語を話せる日本人がコントロールしていくことが、これから大事だと思います。

でも勘違いしないで欲しいのが、韓国語ができる、エンタメに詳しいということで成り立つ仕事ではありません。幅広い視点で物事を見ることができるかが大事なので、国際感覚を持って両国間に立てるのであれば使う言語は、英語でも構わないとおもいます。社会経験も必須です。
「K-POPブーム」と言われる現状、2011年をこう見る
事務所問題に揺れた東方神起、写真はJYJ
事務所問題に揺れた東方神起、写真はJYJ
今は、決してブームではないというのが、僕の意見です。日本における東方神起の人気の流れが、ただ引き続きあるだけというのが専門的な目から見た僕の意見です。日本のK-POPファンは東方神起ファン、BIGBANGファンが多いですが、東方神起の活動休止問題によってファンが彷徨い始めたのは否定できない現実です。

その時、2009年は、韓国ではガールズグループの人気が頂点でしたよね。その流れが1年ずれて日本に来ただけで、東方神起ファンがそのままK-POPに関心を持ってガールズグループに流れてきた、というのが現状ではないでしょうか。
確かに数字的にファン層が広がったようには見えますが、地方に行くと、その現状が見えてくると思います。むしろマスコミが作り出したブームだという側面が大きいです。でも、確かにK-POPという言葉に興味を持つ人は増えたので、これをきっかけに本当にブームになるとしたら2011年からでしょう。
そしてガールズグループブームと言われつつも、少女時代KARAばかり取り上げられているので、4minuteBrown Eyed Girlsもおもしろいグループですからもっと注目されるといいですね。2010年末からボーイズグループが続々と日本デビューしますが、様々なグループが紹介されることで、K-POP全体への関心が広がっていくと思います。

僕のおススメは2PMBEASTです。実際にライブを見たり、インタビューをしても、すごくいい子たちで一生懸命です。韓国では野獣アイドル(チムスンドル)というコンセプトで注目されていますが、このコンセプトが日本でウケるかがポイントで、ウケたら日本の男性アイドルは大変な状況に追い込まれると思いますね。
4minute
4minute
Brown Eyed Girls
Brown Eyed Girls
2PM
2PM
BEAST
BEAST
韓流と日流の2つの文化が刺激しあい、共有できる場を作りたい
大衆文化を理解するには、社会学や心理学など、様々な学問的要素が関わっていると思います。先ほど人材不足だと言いましたが、表面的な韓国エンタメの詳しさではなく、両国間の全体的なことを理解した上で、日本と韓国の間に立つ人材を育てていく機関が日本にはありません。

僕が持っている知識を生かして、もう少し高等なレベルの教育の形で次の世代に引き継ぎたいというのが、僕の夢であり希望です。現在、大学院に在籍中ですが、僕自身がより客観的な目で韓国を伝えられる力をつけて、それを伝播していきたいです。学問レベルで学べる機会、伝える機会を増やすのが僕の願いで、将来的には大学で教える機会を持ちたいです。
個人的に興味があるのが韓国における「日流」です。韓国のメディアはあまり日本の文化を伝えていませんが、潜在的なファンは非常に多いです。

「韓流」ばかりがクローズアップされていますが、実は「日流」もかなりのもので表面化されていないだけ。日本の文化は受け入れられていると自由に言える環境、不法ではなく正規のルートでコンテンツを共有できる環境、そういう状況を作っていけたらと考えています。
文化は相互交流なので、一方のことだけを偏って考えるのではなく、日本のよさ、韓国のよさを理解した上で、お互いに刺激しあっていくことが大切です。それを伝えるだけでなく共有できる場を作り出すことが、僕のような立場にいる人間の役割ではないかと思います。
古家さんの最新トピック
渡韓300回を越える古家さんがナビゲーターを務めるガイドブック「マニアックソウル」が2010年11月に発刊されました。

同じく韓国通で知られる毎日放送アナウンサー八木早希さんとの共著で、お二人が実際に歩いて、食べて、おススメするソウルスポットが満載。韓国観光公社他で、無料配布中です。
最新著書の「ALL ABOUT K-POP」(ソフトバンククリエイティブ)。シン・スンフンFTIsLand、4minute、CNBLUNEへのインタビュー、K-POPの基礎知識、弘大のインディ音楽の紹介など。

特に年代別に紹介されている名盤・必聴盤500はK-POPのムーブメントをわかりやすく理解できる上、丁寧な解説からはアルバムとアーティストの魅力が伝わり、K-POPの幅広さを感じられます。
Hermin
Hermin
古家さんが代表を務めるオールドハウス所属のシンガーソングライターのHermin(ホミン)さんの最新アルバム「Winter」が12月15日より好評発売中。冬にピッタリな心温まるやわらかいHerminさんの声とピアノの音色。

MBCテレビの人気バラエティ番組「私たち結婚しました」で使われ注目を集めた「ふゆ」をはじめクリスマスにぴったりの一枚。日本限定のアルバムです。
クリスマスにぴったりのアルバム「Winter」
※一部の歌手写真は所属事務所およびEVAN RECORDSの提供によります。
インタビューを終えて・・・
「北海道は歴史的にも新しいものを受け入れる土壌があり、東京の流行に左右されない。北海道という土地柄だからこそ、できたことだし、僕がもし、東京に住んでいたら今の僕は存在していないでしょうね」。日本中を席巻しつつあるK-POPが北海道発信であることが興味深く、「異文化理解」に必要なのはフラットな気持ちと自分の目や耳で確かめる姿勢であることに気づかされます。

ラジオやテレビと同様に普段もソフトな語り口の古家さんですが、信念を貫く熱い方であるという印象を受けました。次の世代の担い手を育てようと新たなステップへ踏み出した古家さんですが、その熱い思いと溢れんばかりの音楽への愛情を受け継ぐ後継者が現れること、また引き続きK-POPの魅力を私たちに伝えてくださることを期待しています。
  最終更新日:10.12.17
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