韓国旅行「コネスト」 「ソウルと共に流(りゅう)コンサート」レポート | K-POP入門 | 韓国文化と生活
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「ソウルと共に流(りゅう)コンサート」レポート

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前回レポートした「ドリームコンサート」をはじめ、やれコンサートだお祭だとK-POP界も何かとイベントが多い秋。そこで今回は、先日11月11日に清渓川(チョンゲチョン)で行われた、「世界灯祭り」の開幕コンサート「ソウルと共に流(りゅう)コンサート」をレポートします!韓流スターをはじめ人気歌手が多数出演し、開幕式を華々しく彩りました!

「ソウルと共に流(りゅう)コンサート」とは?
2009年11月11日~15日までの5日間、ソウル市の主催で開催される「2010-2012韓国訪問の年」記念イベント、「世界灯祭り2009」(22日まで延長となりました)。市庁・光化門(クァンファムン)エリアの清渓広場~鍾路(チョンノ)・三一橋(サミルギョ)の約1km区間の水面に設けられた「交流」「源流」「韓流」「一流」という4つのテーマ空間で、世界各国の灯篭芸術を楽しむことができるお祭りです。点灯時間は期間中午後5時~10時頃ですが、作品は期間中常時設置されています。
その灯祭りの開幕コンサート「ソウルと共に流コンサート」が、11日の午後7時から清渓広場特設ステージで開催。韓流スターをはじめ韓国を代表する歌手らが多数出演しました。テレビ放映も予定されています。

開会宣言に「ビョン様」が登場!
開幕コンサートには、金潤玉(キム・ユンオク)元大統領夫人をはじめ、柳仁村(ユ・インチョン)文化体育観光部長官、呉世勲(オ・セフン)ソウル市長、辛東彬(シン・ドンビン)「韓国訪問の年」委員長(ロッテグループ)ら各界名士が参席、祝辞を述べました。
しかし誰より客席の歓声を浴びたのは、われらが「ビョン様」ことイ・ビョンホン!当初はペ・ヨンジュンが参席する予定でしたが事情でキャンセルとなり、急きょイ・ビョンホンがドラマ「アイリス」の撮影の合間を縫って駆けつけたようです。
イ・ビョンホンは、おススメの韓国の観光地はどこかという柳長官の質問に、ドラマ「オールイン」の撮影地でもある済州島(チェジュド)と、最近訪れたという慶尚南道(キョンサンナムド)の下島(ハド)を挙げていました。
◀ 会場に現れたイ・ビョンホン
司会。左からパク・チョンア(JEWELRY)、
チェ・ユニョン(アナウンサー)、
アレックス(クラジクワイ・プロジェクト
キリリと正装に身を包み
ステージに登場したイ・ビョンホン
柳仁村文化体育観光部長官(左)、金潤玉元大統領夫人(中央)と並ぶイ・ビョンホン
点灯式には、ビョン様や各観光分野の
現場スタッフらも参加
チマチョゴリ(韓服、ハンボッ) の美を伝える艶やかな
チマチョゴリファッションショーが執り行われた
呉市長をはじめ、人気外国人タレントらも
ファッションショーに参加

流(りゅう)コンサートがスタート!
<MBLAQ(エムブラック)>
Rain(ピ)がプロデュースした新人5人組男性アイドルグループ。ワイルドな雰囲気のダンス曲「Oh Yeah」を披露し、スタートを盛り上げました。
インスニ
韓国を代表する大御所女性シンガー、インスニ。新人の勢いに勝るとも劣らない圧倒的な歌声とオーラで代表曲「友よ(チングヨ)」などを披露し、会場を沸かしました。
<IVY(アイビー)>
スキャンダル騒動で活動休止に追い込まれていたセクシー歌手IVYが2年ぶりにK-POP界に復帰。3rdアルバムタイトル曲「Touch Me」の魅惑的なステージを披露しました。
<FT.triple(エフティートリプル)>
人気アイドルバンドFTIsland(エフティーアイランド)のメンバーである、イ・ジェジン、チェ・ミンファン、チェ・ジョンフンで構成されたユニットバンド。途中何度か音楽が途切れるハプニングがありましたが、無事にタイトル曲「Love Letter」を披露しました。
<MCモン>
盛り上げるには適役。万能エンターテイナーのMCモンが、最近リリースした5thリパッケージアルバムのタイトル曲「Horror Show」を披露しました。
イ・ジョンヒョン
ドラマ「美しき日々」のセナ役で韓流ファンにもお馴染みの歌手イ・ジョンヒョン。代表曲「アリアリ」やこの夏にリリースしたミニアルバムのタイトル曲「Vogue Girl」のキュートなステージを披露しました。
<SS501(ダブルエスゴーマルイチ)>
トリを飾ったのは、日本でも活動している5人組男性アイドルグループSS501。リーダーのキム・ヒョンジュン(中央写真)は、ドラマ「花より男子」のユン・ジフ(花沢類)役で韓国F4(エフフォー)としても人気を得ています。最近リリースしたミニアルバムのタイトル曲「Love Like This」と日本でもシングルリリースされた「君を歌う歌(ノルル プルヌン ノレ)」の韓国語ヴァージョンを披露し、多くの声援を浴びていました。
<フィナーレ>
フィナーレでは、出演歌手が全員集合してチョー・ヨンピルの代表曲「ソウル ソウル ソウル」を合唱。華々しい雰囲気から一転、しっとりした空気が会場を包み込み、流コンサートは幕を下ろしました。

「韓流」ブランドとしてのK-POPが感じられたイベント
野外コンサートで、柵の外から見物する韓国人や外国人が大勢いた「ソウルと共に流コンサート」。こういった韓流イベントなら、「韓ドラ」ファンやK-POPビギナーにも接しやすそうですね。
ドラマや映画から始まったいわゆる「韓流」。単独のK-POPイベント以外でK-POP公演を盛り込んだこういった文化イベントの存在は、「韓流」の幅が広がっていることを少なからず実感させます。最近はドラマや映画のOST(オリジナルサウンドトラック)、歌手の俳優進出、また日本音楽市場でのアルバムリリースなどが活発になり、K-POPも観光客誘致に一役買っているということが社会的に認められてきているのかもしれませんね。

★NaRoのおすすめK-POP★
この秋は、たくさんの男性ソロ歌手がアルバムをリリースしています。そこで今回は、秋冬に似合いそうなしっとりバラード中心のアルバムとして、イ・スンギの「男が女を愛する時(ナムジャガ ヨジャルル サランハルテ)Vol.2」をご紹介します!イ・スンギはドラマ「華麗なる遺産」やバラエティ番組「1泊2日」などでお茶の間タレントとしても人気のある歌手です(最近新型インフルにかかって目下治療中とか…)。
このアルバムは2008年のものですが、80年代~2000年代の名曲をイ・スンギがカヴァーしたリメイクアルバムなので、時代に関わらず聴けるアルバムです。Vol.1は女性歌手、Vol.2は男性歌手の歌で構成されています。NaRo個人的には、パク・ヒョシン「憧憬(トンギョン)」やチョ・ソンモ「君のそばへ(ノエ キョトゥロ)」、ファン・チフン「追憶の中のあなた(チュオッソゲ クデ)」などが入っているVol.2がおススメです。
イ・スンギ「男が女を愛する時Vol.2」
※CDのジャケット写真はEVAN RECORDSの提供によります。

NaRoのK-POP入門バックナンバー

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  最終更新日:09.11.13
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