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第9回~藤本信介さん(映画製作)

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1990年代末、「シュリ」のヒットをきっかけに、国際的にも高い評価を受けている韓国の映画産業。そんな熱い盛り上がりを見せる韓国映画界で、韓国人スタッフに混ざって現場を支える一人の日本人青年がいます。大人気の「ソウルで働く日本人シリーズ」、第9回を迎える今回は、大好きな「映画」と「韓国」に夢を馳せ、自分の「好き」を仕事にしてしまった、藤本信介さんをご紹介します。韓国映画の世界に足を踏み入れたきっかけ、内側から見た韓国映画の世界、藤本さんが感じる韓国の魅力、そしてあの韓流スターについてもお話を伺って来ました!

名前 藤本信介(ふじもとしんすけ)
年齢 28歳(1979年生)
出身 石川県
在韓歴 通算5年
趣味 映画鑑賞、絵を描くこと、ライブ鑑賞、お酒
韓国語のレベル 現場で仕事をするのに困らない程度
経歴 
2001年8月 交換留学生として国民大学に留学
2002年8月 日本に帰国
2003年3月 大学卒業と共に再び渡韓
2004年9月 映画「台風太陽」製作スタッフとして参加
2005年3月 映画「美しき野獣」製作スタッフとして参加 
2006年3月 映画「九尾狐家族」製作スタッフとして参加
フリーランスとして韓国の映画製作に携わる一方、デザインを手がけたTシャツが発売されるなど多方面で活躍中
まずは韓国に来られたきっかけ・動機を聞かせてください
大学に通っていた頃、交換留学生として来ていた韓国人たちと知り合ったというのが、そもそものきっかけですね。それまでは韓国に興味は全くなかったんですよ。で、彼らと知り合ってから韓国に対する関心が芽生えました。「意外とおもしろいかも・・・」と。もともと外国に行ってみたいという漠然とした思いはあったんです。そこにちょうど学校での交換留学の話があって、韓国なら近いしパッと行けそうだなぁ(笑)と思って1年間留学をしました。
その時は韓国の映画界で働こうとは思ってなかったんですか?
韓国映画はもちろんたくさん観てましたし、高校時代から映画にハマっていたので、韓国に限らず映画に関係した仕事をしたいとずっと前から思ってました。だから韓国映画の世界について、人から聞いたり調べたりはしていましたね。

それで1年過ごしてみて、この国で映画やるのだったら、おもしろそうだなと。その頃はまだ韓国映画界にスタッフとして働いている外国人もいなかったし、新しい挑戦ができそうだなと思って決心しました。それで大学を卒業して、またすぐに映画をやるために韓国に戻ってきたんです。
映画をやるため、韓国に来た時に最初にしたことは何でしたか?
まずはやっぱり人脈作りでしたね。友人はいっぱいいましたけど、映画関係の知人はいませんでしたから。唯一、知り合いの姉さんが放送局で衣装係をやっていたので、その人に色んな人を紹介してもらって、それでまたそこからさらに知人を紹介してもらって・・という感じでとにかくたくさんの人に会いました。「こんな人間がいるんだよ」っていうのをアピールして回りましたね。
こうして少しずつ人脈作りをしていきながらも、当初は仕事になかなか恵まれなかった藤本さん。そんな藤本さんが来韓して1年半、ついに一本の作品に出合う。これまで人との出合いを大切にしながら過ごしてきた藤本さんの努力が実を結んだ瞬間だった。
そして最初のスタッフとして参加したのが「台風太陽」という作品ですよね?
ええ、でもそこに至るまでは色々な挫折もありましたよ。やっと映画会社に入れたと思ったら、映画の企画が途中で頓挫したり、半年近く働いた末に、やはり資金面から映画がボツになったり、「暗黒時代」が結構長かったです(笑)。

でもその時に知り合った人の紹介を通して「台風太陽」にも参加できたんですよ。最初何の映画かも知らずに現場に行ったんですが、行ってみたら一度お会いしたことがある監督で、「なぜシンスケがここに?!」なんてことになりまして(笑)。

それまで築き上げてきた人との出会いが、ここで見事に繋がった感じがしましたね。
具体的にどんなお仕事をされているんですか?
撮影前に行う製作進行の準備から、実際の撮影時の現場管理、それから撮影が全て終了したあとのポスプロという作業など、準備から公開まで作品と一緒に過ごすような仕事です。あとは最近日本の音楽監督などを迎える作品が多いのでそんな時は通訳や翻訳やスケジュール管理なんかもします。

これまで藤本さんがスタッフとして参加した思い入れのある作品
「台風太陽」
「台風太陽」
「九尾狐家族」
「九尾狐家族」
「美しき野獣」
「美しき野獣」
その後、クォンサンウ主演「美しき野獣」にもスタッフとして参加されましたよね?
はい、「美しき野獣」の時も「台風太陽」でお世話になったある俳優さんのマネージャーが、紹介してくれたんです。「美しき野獣」は日本でも公開されて、自分が関わった作品を自分の国で、自分の知り合いに見せられたという事がとてもうれしかったです。「台風太陽」の時に比べて余裕が生まれて、現場で自分がどう動けばいいかも少しずつわかるようになってましたから、本当に楽しかったです。
韓国で働いているなあとご自分が実感された瞬間などありますか?
「美しき野獣」のあるシーンの撮影中に、たまたまカメラのすぐ横にいることになったんですが、自分のすぐ目の前で演技をしているユ・ジテと目が合ってしまったんです。

その瞬間「ああ、自分はスクリーンの世界と現実世界を共有しているのかもしれない。
それまではスクリーンの中の世界や出来事だったのが、今は自分の目の前で繰り広げられている。

そしてそれは一生フィルムに残るものかもしれない」、と考えた時、不思議な気持ち、そして感動と共に涙がこみ上げてきました。そのシーンは今でも忘れられないシーンですね。
印象に残っている俳優さんはいますか?
やはりユ・ジテでしょうか。自分の撮影のない日でも夜食などの差し入れを持って、何回も現場にきてくれたり、夜中のロケで近所から苦情が来た時もスタッフと一緒に、住民に頭を下げながら周ったりしてくれました。作品を作るのに、俳優・スタッフの間には上も下も無いというその姿勢には感動しましたね。
韓国の好きな部分はどこですか?
人と人との間にある「壁」みたいなものが日本に比べて低いですよね。さっきも言った通り、映画の仕事をするのには人とのつながりが大切なんですが、自分が外国人という事に関係なく、受け入れてくれるのはとてもありがたいですね。

あとは友人関係でも、一度仲良くなれば本当に濃いですよね(笑)。自分も人と会うのが好きですし、たくさんの人と遊ぶのが好きだから合っていると思います。去年のクリスマスの時にも、家でパーティーをしたんですけど時には、入替わり立代わりで30人くらいの友人達が遊びに来たんですよ。
韓国で出会った友人達と
韓国で出会った友人達と
お家はたくさんの人が

集まる交流の場になっている
お家はたくさんの人が
集まる交流の場になっている
逆に嫌いな部分は?
物真似文化みたいのは嫌いですね。一つ何か流行ると皆同じことをするっていう。ファッションにしても料理にしてもそうですよね。クラブに行っても、皆定型化されたダンスを同じように踊ってるんですよ。その中で一人だけ違った踊りをしていると、変な目で見られたり。人と違うことに対して皆が敏感な分だけ、この国は個性が出しにくい国だと思います。
韓国料理で好きなものは?
(即答で)断然カムジャタンですね。多いときは週に3回くらい食べる時もあります。
もちろんカムジャタンにはソジュ(焼酎)は欠かせません(笑)。ホント大好きなんですよね。
プライベートは何をして過ごしてますか?
カフェでコーヒーを飲みながら本を読んだり、映画を見たり、最近はダイエットのために水泳もしてます(笑)。外に出る場合は、家から近いので弘大(ホンデ)に行くことが多いですかね。行きつけのバーでお酒を飲んだり、インディーズバンドのライブを見に行ったりしてます。

先日も友人のやっている「タカピ」という、インディーズ界ではかなり有名なバンドがアルバムリリースパーティーを開いたので、今度発売する自分がデザインしたTシャツを着てもらって、コラボレーションライブもしました。
藤本さん行きつけのバー
内装と雰囲気ある照明が素敵な隠れ家チックなバー。「店員さんたちの雰囲気を読んだ選曲がすごく良くて、何回か通うと、自分のツボをおさえた曲をいいタイミングでかけてくれるんですよ」(藤本さん)

住所:ソウル市麻浦区(マポク) 西橋洞(ソギョドン) 405-16 B1
電話:02-6497-3711
アクセス:地下鉄2号線弘大入口(ホンデイック)駅5番出口徒歩7分
Tシャツのデザインは昔からされてたんですか?
いえ今回が初めてです。でももともと絵を描くのは大好きで、大学の頃からコツコツ書きためてました。韓国でも前述のタカピのCDジャケットデザインや、KBSの「恋に落ちた象」というドラマの劇中で使われる絵葉書などを描いたりもしたんですよ。

そうしているうちにやっぱり欲が出てきまして。ちょうど知り合いの知り合いがオンラインのTシャツ販売サイトをやっていたので、紹介をしてもらって自分が書きためたイラストを見せたんですよ。それが気に入ってもらえて、今回3枚出して、引き続き3月中旬と4月に別のデザインも発売される予定です。
ドラマでストーリーのキーになる小道具として使われた絵葉書
ドラマでストーリーのキーになる小道具として使われた絵葉書
3月初めに発売予定のTシャツ
3月初めに発売予定のTシャツ
友人のバンド「タカピ」のアルバムリリースパーティーでコラボレート
友人のバンド「タカピ」のアルバムリリースパーティーでコラボレート
それでは最後に今後の目標・将来の夢を聞かせてください
最終的な目標は映画監督ですね。映画監督になるのは並大抵のことではないと思いますが、将来そんな日がきたらいいなと思っています。それから日韓合作の映画が、あたりまえになるような状況を作りたいです。

ハリウッド映画とかって、米仏、英米合作だって言われてもそれって別に普通のことじゃないですか?日韓でも同じ状況を実現できるように、とにかく今は韓国の映画界でたくさん吸収して、韓国、日本どちらの映画界でもやっていけるようになりたいですね。

あとは絵も引き続き描いていきたいです。韓国に来る前、「とりあえず30歳になるまで諦めずにがんばろう!」と決めて来たんですが、気づいたらあと2年で30歳・・・、でもまだまだこれからですよねぇ。
インタビューを終えて・・・
穏やかな口調ながら、話し振りから大好きな「韓国」、「映画」に対しての愛と情熱を感じさせる藤本さん。藤本さんのお話を聞いていて面白いなあと思うのは、全てのエピソードが知人や友人をきっかけにしてはじまっているということ。

好奇心や情熱はもちろん、藤本さんのオープンマインドで、人好きな性格、そして出会いを大切にするその姿勢が、また新たな出会いを生み、藤本さんに還ってきているんだろうなと感じました。

映画、趣味、そして韓国で出会った仲間・・・。たくさんの「好き」に囲まれて韓国生活を送る藤本さんの姿はとっても活き活きしていました。そんな藤本さん、今回ユン・イノ監督の「ザ・ゲーム(仮題)」という映画に演出部として参加することが決定したそうです。

将来、日韓合作映画のエンドロールに「監督:藤本信介」の名が流れるその日まで、益々のご活躍をお祈りしています!
  最終更新日:07.02.26
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